(※写真はイメージです/PIXTA)

日本で働く人々の給料事情と暮らしぶりは、上向いているでしょうか? それとも……。厚生労働省『令和4年 賃金引上げ等の実態に関する調査』より、現状を見ていきましょう。

「政府主導の底上げ」に期待できるか?

賃金の改定を実施、もしくは予定している企業について、最も重視した要素をみると、「企業の業績」が40.0%と最も多く、「労働力の確保・定着」が11.9%、「雇用の維持」が10.7%と続きます。

 

ちなみに東京都に限って見ると、令和4年7月の全常用労働者の平均賃金は、所定時間内賃金が「36万3,904円」、所定時間外賃金が「3万2,453円」、合計で「39万6,357円」でした(平均年齢42.9歳、平均勤続年数11.1年)。労働組合がある企業は、ない企業と比べて所定時間内賃金が「1万8,386円」高くなっています。

 

各国の平均賃金が右肩上がりで上昇するなか、ほぼ「横ばい」を30年間も続けてきた日本社会。政府主導の底上げにも期待は難しく、支持率の低下に反映されています。業種を問わず、賃金上昇を求める声はいたるところからあがっています。

 

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