大暴落も付きものだが…「株式投資」で初心者が守るべき、たった1つの鉄則

大暴落も付きものだが…「株式投資」で初心者が守るべき、たった1つの鉄則
(※画像はイメージです/PIXTA)

株式の長期保有は、ストレスなく資産を増やすのにぴったりの方法です。一方、バブル崩壊とリーマンショックのような大暴落があったように、決してノーリスクではないことも事実です。本記事では、いとうあこ氏の著書『今あるお金で幸せに暮らすお金の回し方』(ごきげんビジネス出版)より、初心者でも失敗しない株式投資の基本について解説します。

株式投資を無理なく続けるには?

ボーナスやまとまった金額の臨時収入があったとき、貯金と投資、どちらにお金を回しますか? 

 

しばらく使う予定のないお金(=余裕資金)は、株式投資を検討してみましょう。株は値下がりリスクがありますが、自分が魅力を感じている会社であれば、株式投資は十分検討するに値します。ある程度まとまったお金ができたら、値上がりプラス優待や配当がある株の購入を検討し、お金を上手に回しましょう。

 

ストレスなく続ける長期保有が理想

株式投資の大前提として、「この会社は今後成長しそう」「魅力的な会社」と思っても、その会社が上場していなければ株は購入できません。また、上場していても優待や配当がなかったり、今年はあるけれど来年からなくなったりすることもあるため、値上がり益プラスアルファの優待や配当は、もらえたらラッキーくらいな気持ちでいることが大切です。

 

購入したら日々の値動きにとらわれることなく、年1回(または2回)の優待や配当を楽しみ、ストレスフリーの投資生活を目指します。

 

購入前のシミュレーション

今購入したら10年後どうなっているのか? 未来のことはわかりませんが、過去の値動きはチャートで見ることができます。株価を検索すると、一定期間の値動き(チャート)が表示されます。グラフの表示を「全期間」または「10年」「30年」に変えてグラフを見ると、大まかな株価の動きがわかります。

 

長期保有は10年以上が目安です。将来的に値下がりするとしたらどれくらいか? ある程度の参考になり、値下がりしたときの心構えができます。

 

株式投資には「短期売買」と「長期保有」の2種類がある

短期に売り買いして、買値と売値の利ざやを得る株式投資と、優待や配当を楽しむ長期保有の株式投資は、同じ投資でも関わる熱量が大きく異なります。

 

短期売買で利ざやを得るには、チャートの指標やローソク足・損切りのルールなど、株式の知識が必要であり、かつ投資に関わる時間も必要です。一方の長期保有は、基本的にほったらかしでオッケー。それほど詳しい知識がなくても購入検討できるのが長期保有の魅力です。

 

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