インデックス投資とは?
インデックス投資とは、指数に連動した投資手法です。そのため、大きな賭けに出ることはなく、市場の成長にあわせてゆっくりと着実に資産を拡大していくことを目的としています。
投資信託とETF(上場投資信託)から選ぶのが基本で、この2つの大きな違いは名前の通り、上場しているか否かです。
投資信託は1日1回算出される基準価額で取引されるのに対し、ETFは金融商品取引所において、その取引時間内に投資家が相場の動きを見ながら売り買いできます。
インデックス投資では市場平均のリターンが得られます。平均と聞くと大したことないように聞こえますが、投資の世界では平均点を取り続けることはプロでも難しいです。
短期的に平均を上回るリターンを出せても、10年20年と平均を上回ることは難しいと、さまざまな研究で明らかになっています。なので、低コストで平均リターンを得られるインデックス投資をしない手はありません。
投資信託とは・・・僕たち投資家から集めたお金を資金とし、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用して、その運用成果が投資額に合わせて分配されます。投資する商品をひとつ選ぶだけで、金融のプロが数百から数千もの金融商品に分散投資してくれます。個人で株を選ぶよりリスクが少なく、高度な知識も必要ありません。
銘柄選びのポイントは3つ!
インデックス投資のファンドを選ぶときのポイントは3つ。①市場全体の長期的な成長が見込めるか。②人口が増加傾向の国の銘柄を組み入れているか。③株主還元意識が高いかです。以上をすべてクリアするのが米国株ファンドです。
米国株とは、アメリカの証券取引場に上場している株式で、この中から組み入れ銘柄を選んでいるのが米国株ファンドです。アメリカは先進国の中でも珍しく人口が増加しており、2060年には4億人を超える予想も。
資本主義社会において人口が増えれば経済は拡大傾向になります。消費が増え、GDP(国内総生産)も上がるためです。過去約100年の米国株のリターンは年平均9・8%にも(出典:「S&P500DATA)」。
米国株が含まれている全世界株もおすすめです。世界中の国の株式が組み入れられるファンドで、国・地域ごとのリスクを減らすことができ、思わぬ急成長をした国のリターンを受け取れることも。
全世界株はその時々の時価総額に応じて各国の組入比率が変わります。現在は米国が50〜60%を占めており、全世界株でも米国株の恩恵が受けられます。