最速でセミリタイアする方法
みなさんの中にはできるだけ早く今の仕事を辞めて、数年以内に自由な生活を手に入れたいという方もいるでしょう。僕たちもそうでした。一方で、20代・30代でセミリタイアする場合、元手となる資産があまり貯められないのがネックです。
そんな方におすすめなのが、収支均衡型のセミリタイア。一般的なセミリタイアは生活費の半分を労働収入で、もう半分を資産や配当金でまかなうので、ある程度資金力が必要になります。
収支均衡型は生活費を労働収入だけでまかない、資産には手をつけないというスタイルです。そのため、必要資金は一般的なセミリタイアに比べて少なくて済み、資産が減っていくという不安からも解放されます。
仮に、独身30歳の人が30年後の老後資金として2000万円をつくりたい場合、資産形成のために必要な元手は、利回り4%で運用できたとしたら620万円です。これなら数年で貯められそうな気がしませんか?
20代・30代という夢や希望にあふれた貴重な時期にセミリタイアして自由に過ごしたいなら、この収支均衡型がおすすめです。
最速でセミリタイアするマインド
セミリタイアは時間をかければ、実現性は高くなります。でも、僕たちのようになる速で、30代で、となるとやはり普通のやり方では間に合いません。
僕らが影響を受けた言葉に、堀江貴文さんの著書『本音で生きる』にあった「バランスをとるな」というものがあります。何者でもない平凡な自分がなにかを成し遂げようと思えば、自分のエネルギーと時間を全力でつぎ込むしかない。
大人になると何事も上手くバランスをとれる人が優秀とされる傾向ですが、バランスをとらない、というのは悪い意味ではなく、本当に大事なことに集中することなんです。
たとえば僕は資金を貯めるために週6日勤務をし、祝日や年末年始も出勤していました。帰宅後はYouTubeの動画を週5本アップ。コロナ禍のときは、友人とも遊ばず、ひたすらお金を貯めていました。
コロナショックの暴落時にはそのお金を一気に追加投資しました。そして、7年で資産4000万円をつくることができたのです。目的のためにはやはり多少のリスクをとって「はみ出す」勇気も必要です。