東京23区で最も「会社員の年収」が高い東京都港区(関連記事:『東京23区「会社員の給与」ランキング…全国平均は年500万円だが、1位「港区・サラリーマン」の凄すぎる給与額』)。日本有数のオフィス街や繁華街を抱える港区の現況と住みやすさをデータとともにみていきましょう。
年収ランキングNo.1「東京都港区」を5つ星評価…データが語る「住みやすさ」 (※写真はイメージです/PIXTA)

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港区の基本データ

港区は東京23区のほぼ中央に位置します。その名の通り区の東に東京港(東京湾)に面したベイエリアを抱える地域です。オフィスビルが立ち並ぶ新橋や虎ノ門エリア、青山や六本木などの華やかな繁華街エリアなどさまざまな魅力を持ち合わせています。区の大半は江戸時代より市街地として発展しており、歴史を感じさせる神社やお寺なども見られます。

 

 

 

港区の特徴

港区は都心の中の都心としてブランド力が大きい街です。そんな港区の大きな特徴を2つご紹介します。

 

職住遊学医の五拍子そろう都心の中の都心

東京タワービジネス拠点の東京、品川、新宿がつくるトライアングルの中にすっぽり収まるように位置する港区。さらにエンターテインメントの拠点、銀座と渋谷を結ぶ線上のほぼ中央に位置し、どちらにも楽に移動できます。区内は地下鉄やJRが張り巡らされ、湾岸の一部を除くほぼ全域で徒歩10分圏内に駅があります。

 

近年は、山手線30番目の駅「高輪ゲートウェイ駅」、日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」が新たに誕生し、ますます便利になりました。

 

総合医療施設や有名進学校が集中していることでも有名です。「職住遊学医」が近接した暮らしを実現しやすい、都心の中の都心といえるでしょう。

 

大使館が多く多文化社会を目指す

港区には82ヵ国の大使館があります。大使館用地として活用している、明治維新後に旧大名家から没収していた屋敷の跡地が集中しているため、日本にある大使館の過半数が区内に存在しています。大使館が主催する音楽会や展覧会の開催には、区も支援を行っており、国際交流の取り組みも盛んです。

 

区内には外資系企業も多く存在し、生活する外国人は1.5万人以上います。区は港区国際交流会(MIA)を中心に国際交流についての情報発信や日本人との相互交流を推進する場を設け、豊かな多文化社会を目指しています。

 

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