広い面積の中に多面的な魅力を持つ大田区。今回はそんな大田区の住みやすさに関するデータを大公開します。街の特徴や気になる治安、子育て・買い物・娯楽環境などを詳しく解説します。
田園調布、山王…東京を代表する高級住宅街も「東京都大田区」住みやすさをガチ評価【データで紐解く東京⑪】 (※写真はイメージです/PIXTA)

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大田区の基本データ

[図表1]

 

23区の中で最大の面積を誇り、人口も14区内2位と多いエリアです。高級住宅街、庶民的な下町、工業地帯、史跡など様々な顔を持っている点が魅力のひとつでしょう。

 

都心からは比較的離れた地域ですが、駅数が豊富で、東京湾や多摩川、羽田空港などへのアクセスが良好。また、ファミリー層が多いため、昼間人口の割合が他の区に比べて大きいという特徴があります。

大田区の特徴

田園調布のような高級住宅街や蒲田のような町工場の街など、多面的な魅力を持つ大田区。ここでは、そんな大田区のまず押さえておきたい特徴をご紹介します。

 

東急沿線に連なる住宅地と川と海の水辺空間が同居

 

23区内で最大の面積であり、住む街の選択肢も幅広いこの地域。区北部の著名な田園調布だけでなく、東急池上線沿線には上池台、南雪谷、久が原、池上など整然とした低層住宅中心の街並みが連なっています。池上には700年以上の歴史を持つ池上本門寺やデイキャンプ場がある本門寺公園もあり、緑も豊富です。

 

一方、東急多摩川線下丸子駅を最寄り駅とする多摩川寄りのエリアには、特に若い世代に向けた共用施設の充実した大規模マンションが並んでいます。区の中古マンション価格は5,136万円(70㎡換算)と14区内で最も手ごろです

 

保育サービスアドバイザーの設置で初めての子育てにも強い味方

 

2016年度からは新たに保育サービス定員の拡充を図っているこの地域。しかし、2017年度4月の待機児童数は、入園申し込みの大幅増に加え、育児休業中の保留児童を加える国の待機児童の定義見直しに伴い、572人と前年度の229人から343人増加してしまいました。このような結果を踏まえて、区は当初の待機児童対策を見直し強化。2021年発表の調査では、ついに0人を達成しました。

 

2013年10月からは、さまざまな保育サービスの中からニーズに合ったサービスを適切に選択できるよう、保育士が相談、案内、助言をしてくれる「保育サービスアドバイザー」を設置。現場を熟知する保育士が相談にあたるとあって、より具体的なアドバイスが期待されています。

 

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