サブカルチャーの聖地というイメージの強い中野区。今回はそんな中野区の住みやすさに関するデータを大公開します。街の特徴や気になる子育て事情、一人暮らし層の住みやすさなど、項目ごとに詳しく見ていきます。
「中野サンプラザ」閉館→再開発で注目!「東京都中野区」住みやすさをガチ評価【データで紐解く東京⑬】 (※写真はイメージです/PIXTA)

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中野区の基本データ

[図表1]

 

隣接している新宿をはじめ、主要駅へのアクセスが抜群なエリアです。14区内でも決して広くはない土地に多くの人が住んでいるので、人口密度は高い傾向にあります。大学のキャンパスが集まっていることもあり、若者や単身世帯が多く住んでいるのが特徴。通勤・通学で住民が区外に出てしまう昼間の人口は14区内でもかなり少ない方です。

 

家賃相場が安いこともあり、一人暮らしにおすすめの街と言えるでしょう。

中野区の特徴

古くから愛される街並みの中で、駅ビルなどの整備・大規模な再開発などさらなる発展が期待されている中野区。ここでは、そんな中野区のまず押さえておきたい特徴をご紹介します。

 

クールジャパンを発信するにぎやかで暮らしやすい街

 

中野区の中心にある中央線中野駅の北西部側では、警察大学校の移転を契機に再開発が進み、2012年にオフィスビルや大学、病院、公園など多様な都市機能を備えた「中野四季の都市(まち)」が誕生、併せて周辺道路の整備が行われました。この影響により、中野駅周辺を訪れる人は約2万人増加。現在も各地でまちづくりプロジェクトが動いており、さらなる発展が期待されています。

 

同区北部に目を移すとこちらは落ち着いたたたずまいに。上鷺宮、江古田、江原町の界隈には低層住宅が中心の閑静な住宅地が形成されており、西武新宿線沿線、南部の丸ノ内線の沿線は、すべての駅前に商店街がある暮らしやすい街並みが広がります。

 

大人の学習機会が多彩文化芸術に親しむ環境も

 

シニア向けの学習機会が豊富に用意されているこの地域。55歳から79歳までの区民を対象に、受講者が学習成果を地域の活動に活かすことを目指す3年間進級制の講座「なかの生涯学習大学」を開講しています。

 

また、区内の大学も機会提供の役割を担っていて、中野駅前に移転してきた明治大学中野キャンパスの明治大学リバティアカデミーが生涯学習拠点となっているほか、帝京平成大学、こども教育宝仙大学、東京工芸大学芸術学部、哲学堂公園にゆかりのある東洋大学、2014年開設した早稲田大学中野国際コミュニティプラザなどでも無料の公開講座を実施しています。

 

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