小さなお子さんの成長過程において、大きな関心事の一つでもあるトイレトレーニング。できればお子さんはもちろんパパママにとっても、ストレスなくスムーズに進められるといいですよね。今回は元保育士パパのゆうきさんに上手なトイレトレーニングの進め方やコツなどについてお話を伺いました
そろそろオムツから卒業⁉「トイレトレーニング」を上手に進めるコツ【保育士パパが解説】 ※画像はイメージです/PIXTA

 

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トイレトレーニングはいつから始める?

トイレトレーニングを始める時期の目安は3つあります。

 

トイトレを始める目安①:言葉やジェスチャーで伝えられる

オムツに排尿することについて、子どもが「おしっこ」や「ちっち」などの簡単な言葉で伝えられることです。あるいはお股を触るなどのジェスチャーで伝えてくれてもいいかもしれません。

 

トイトレを始める目安②:一人でトイレに座れる

おまるや補助便座などを嫌がらず、一人でも安全に座っていられることも目安のひとつです。

 

トイトレを始める目安③:おしっこを膀胱に溜められる

膀胱にある程度の時間(目安としては1時間半くらい)おしっこを溜めておけることになります。これはおむつ交換の時間を1日の生活の中で固定化することで排尿間隔を測ってみてください。

 

これらの目安がクリアできるようになるのが大体2歳くらいからなので、多くの保育園ではこの頃からトイレトレーニングを始めています。もちろん個人差がありますので、お子さんの発達具合を見ながら始めるのが大切です。

 

トイレトレーニングを始める前の準備

トイトレの準備①:補助便座・踏み台

ご家庭でトイレトレーニングを始める前に準備していただきたいものが、補助便座と踏み台です。大人用のトイレにそのまま座らせると危ないので、体に合った補助便座を使う方が安心です。また座った時に足がブラブラしていると落ち着かなく危険ですから、便座に座った時にしっかり足がつくサイズの踏み台を用意してあげてください。

 

トイトレの準備②:トイレに行きたくなる仕掛け

トイレに行きたくなるような工夫や仕掛けをつくってあげましょう。最初のうちは誘ってもなかなかトイレに行きたがらないものです。子どもが不安にならないように明るめの照明にしたり、お気に入りのキャラクターで飾ってあげれば、楽しんで行ってくれるかもしれませんね。

 

トイトレの準備③:絵本や動画で視覚的に学ぶ

トイレでおしっこやうんちをするということが、どういうことなのかを絵本や動画などで見せてあげてください。場合によっては、パパやママがやっているところを見せてあげてもいいかもしれません。実際のトレーニング前に視覚的に学ぶことで、自分でする様子をイメージさせてあげましょう。