【実例】2年連続「新卒採用ゼロ」→わずか1年で「新卒採用10名以上」に大逆転!企業が「SDGsに取り組まない理由」は無い、これだけの理由

~SDGs経営導入企業が示す取り組みのメリット~

【実例】2年連続「新卒採用ゼロ」→わずか1年で「新卒採用10名以上」に大逆転!企業が「SDGsに取り組まない理由」は無い、これだけの理由
(※写真はイメージです/PIXTA)

企業がSDGsに取り組む意義は非常に大きい。それは社会性の高い取り組みであるということだけではなく、経済性にも寄与する。社会性と経済性の両面で、企業のサステナビリティにとって必要不可欠な要素となっている。実際にどのような取り組みがどのようなメリットをもたらすのかを事例を交えて説明する。自社に取り入れられる考え方や行動はぜひ積極的に取り入れていただきたい。

未来の変化を正しく見据える「先見力」

コロナ終息後を想定すると、企業を取り巻く環境は大きく変わる可能性がある。しかし、そうした中でもSDGsへの取り組みは非常に有益であり、逆に減速させることは大きなリスクとなりえることは、これまでに見てきた3社の事例からも容易に理解できるだろう。現状の競合他社ではないまったく異分野の企業がSDGsを圧倒的な武器として引っ提げて市場に参入してきた場合、その市場は一気に席巻されてしまう可能性がある。現在だけを見て、競合他社が積極的ではないから自社もそこそこでいいという判断は危険である。

 

今回見てきたように、積極的に取り組んでいる企業の優位性は今後も益々高まっていくであろう。未来の変化を正しく見据える先見力がいま求められている。重要だが緊急ではないこと(本来SDGsは緊急なテーマであるが)へ経営資源を配分し、自社らしい持続可能なビジネスモデルを構築していただきたい。

 

巻野 隆宏
株式会社タナベコンサルティング
ストラテジー&ドメインコンサルティング事業部
エグゼクティブパートナー

 

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