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クルマを購入して経費を一番大きくするには?
■一番経費が大きくなる車の買い方は?
Q:期首に車を購入した場合、その年度の経費が一番大きくなるのはどれでしょうか?
①300万円で買った4年落ちの普通車(定率法)
②400万円で買った7年落ちの普通車(定額法)
③100万円で買った新車の小型車(定額法)
④600万円で買った新車の普通車(定率法)
答え ①
順番に計算していきましょう。
①は、4年落ちの中古車のため、耐用年数は2年です。耐用年数2年で定率法の場合、償却率は1.00となります。
減価償却費:300万円×1.00 299万9999円
②は7年落ちの中古車です。普通車の場合、4年以上古くなれば、耐用年数は2年になります。耐用年数2年で定額法なら、償却率は0.5です。
減価償却費:400万円×0.5=200万円
③は新車の小型車なので、耐用年数は4年。定額法の償却率は0.250です。
100万円×0.250=25万円
④は新車の普通車なので、耐用年数は6年。定率法の償却率は0.333です。
減価償却費:600万円×0.333=199万8000円
というわけで、答えは①となりました。
このような減価償却費の計算を行うときは、カシオの「keisan」というサイトを使うと便利です。償却方法や取得価額などを入力すると、減価償却費を自動計算してくれます。
小林 義崇
マネーライター