スリランカの申請に日本が同意
日本は、現在、資金繰りに苦しみ危機的状況にある南アジアの島国、スリランカの公共医療サービスの継続が中断されることを防ぐために、軽油を中心とした燃料購入における予算分の約50億円(日本円)を援助することに同意した。
バンデュラ・グナワルダナ内閣報道官は、2月14日(火)の内閣記者会見で、スリランカにおいて必須かつ緊急の医療サービスが中断することなく継続できるよう、日本の経済・社会開発計画の下で3,500万米ドル(46億8,898万5,000円)相当の助成が行われる予定であることを明らかにした。
約36億6,000万円を追加要請
「ラニル・ウィクラマシンハ大統領から、スリランカが日本政府と協定を結ぶことを提案し、同国が同意したため閣議決定された」とグナワルダナ氏は語った。「我が国の保健分野は甚大な財政危機に直面している」とグナワルダナ氏は述べ、特に必須医薬品の深刻な不足に言及した。
グナワルダナ氏によると、スリランカは日本のみならず、国際社会に支援を求め、ウィクラマシンハ大統領は他国からの支援について100億スリランカ・ルピー(約36億6,119万3827円)を追加で割り当てることを閣議決定したとのことだ。