(※写真はイメージです/PIXTA)

米アップルが開発中とされる電気自動車(EV)「アップルカー」。先ごろ、この話題が1年ぶりに報じられました。アップルは厳格な秘密主義で知られ、製品計画の報道やうわさに関してコメントしない企業です。しかし、これまで同社のティム・クック最高経営責任者(CEO)がアップルカーを示唆したと報じられたり、韓国・現代自動車との交渉が報じられたりし、「計画は存在する」と広く受け止められています。一方、アップルが2022年6月に開催したイベントでは、スマートフォン「iPhone」と車が連携する機能「カープレー」の次世代版が披露されました。そこで今回は、同社が秘密裏に開発しているとされるアップルカーを探ってみます。私たちの生活・社会を一変させる可能性がありそうです。

アップルの「タイタン・プロジェクト」とは?

米ブルームバーグ通信は22年12月6日、「アップルカーのプロジェクトは、野心的な完全自動運転への取り組みを縮小し、高速道路での自律走行機能のみを提供する」と報じました。発売目標時期は従来計画から約1年延期し、26年になるとされています。

 

##出典:米ブルームバーグ「Apple Scales Back Self-Driving Car and Delays Debut Until 2026」
https://www.bloomberg.com/news/articles/2022-12-06/apple-scales-back-self-driving-car-and-delays-launch-until-2026#xj4y7vzkg

 

アップルは14年から「タイタン・プロジェクト」と呼ばれる自動運転EV開発の取り組みを始めたとされます。ブルームバーグは約1年前の21年11月、「アップルがハンドルやアクセルなどのペダル類を備えず、搭乗者がリムジンのように向かい合って座る完全自動運転車を開発している」と報じていました。その時点の発売目標時期は25年でした。

 

画像:PIXTA
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世界の富裕層に学ぶ海外投資の教科書

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長谷川 建一

扶桑社

シティバンクグループのニューヨーク本店にて資金証券部門の要職を歴任し、日本に「プライベートバンク」を広めた第一人者である著者。現在は香港に自ら設立した『Wells Global Asset Management Limited』の最高経営責任者と…

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