これからが旬の「TikTokライブ」
会社としてSNSをさらに使いこなす方法、ビジネスチャンスを広げるための情報について解説します。今回は、TikTokライブについてです。
これまでにもお伝えした通り、視聴者とつながることができるという点で、ライブはおすすめです。もはやライブ配信における「投げ銭」は、趣味の領域ではなく、完全に「ビジネス」と言えるでしょう。
近いうちに「ライブコマース(ライブ配信で商品を紹介して販売する機能)」が実装されれば、さらに多くの企業やインフルエンサーが、収益化を狙って参入してくることが予想されます。
ライブ配信は、視聴者からすれば、発信者とコミュニケーションをとりたいから遊びにくるものです。発信者とのコミュニケーションが目的であり、勉強が目的ではありません。発信者に興味を持ってもらいたいと思っているはずですから、コメントが入ったら「〇〇さん、ありがとうございます!」と名前で呼ぶのが基本です。
ライブの鉄板ネタ4選
TikTokのライブは、リアルタイムでコメントや質問が続きます。ライブを行ったことがない人は、何を配信すればいいかがわかりませんよね。実際にわたしも、どのような話をすればいいか、という相談をよく受けます。
いわゆる「ライバー」は、構成を考えているようです。でも、「普通の雑談で大丈夫ですよ」とわたしはお答えしています。視聴者はリアルにコミュニケーションをとりたいと思っているからです。
ずっと同じ話をしていたらおもしろくないので、できれば10分に1回くらいはネタを変えるようにしましょう。とくに雑談系のライブであれば、次の4つのテーマがおすすめです。
・SNSで話題になったこと
・自分自身の好きなこと・得意なこと
・過去の出来事
・その日あったこと
ひとりで行ってもいいのですが、はじめは複数人で対話しながら実施したほうがスムーズかもしれません。
ライブにアンチが出没したらどうすればいいのか…
ライブにアンチが入ってくることは、ほとんどありません。ただ、とくに慣れないうちは、ライブにアンチがあらわれると慌ててしまうのではないでしょうか。
ネットの世界は、不特定多数の人とコミュニケーションがとれるメリットがあります。ただ、顔も名前もわからない状態で自由に発言できる環境にある分、どうしても誹謗中傷を受ける可能性もあります。
アンチコメントを書き込む人の心理には、妬みや嫌がらせ、単なるいたずら…さまざまなものがあるでしょう。これまでにも解説したように、アンチコメントは、基本的には無視してかまいません。ひどい場合には、アンチのユーザーをミュートにして、ブロックしてもいいでしょう。
〈ミュートにする方法〉
・コメント欄でミュートにしたいアカウントのアイコンをタップする
↓
・「管理」を選択
↓
・「ミュート」を選択する
予想外の質問には、逆質問で対応
視聴者として悪気はなくても、回答に困る質問が入ることがあります。たとえばわたしの場合、「不倫について、どう思いますか?」と聞かれることも。こういった場合、「皆さんはどう思いますか?」と「逆質問」するのがおすすめです。
視聴者に振ることでファシリテート役になることもできます。「わたしはこう思うけれど、〜」という言葉を入れてもいいでしょう。そうすれば、多くの人がさまざまなコメントを入れてくれます。
ライブで大切なのは、場づくりです。アドリブも多くなる分、人柄があらわれます。ライブを行ううちに、自分磨きもでき、売上アップの大きなきっかけにもなるので、ぜひ積極的に実践してみてください。
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