(※写真はイメージです/PIXTA)

相続には十人十色の事情があり、場合によっては家族や親族同士の関係を壊してしまうこともあります。そうした事態を避けるためにはどうすればよいのでしょうか。相続に必要な知識や相続を円満に進めるコツについて、後藤光氏が代表を務める株式会社サステナブルスタイルが運営する、相続・終活に関する情報を発信するwebサイト『円満相続ラボ』の記事から、一部編集してお届けします。

 

断捨離で出た不用品の処理方法一覧

断捨離で出た不用品の処理方法には、どのようなものがあるのか見てみましょう。

 

自治体のゴミ収集に出す

 

燃やせる(可燃)ゴミ、燃やせない(不燃)ゴミ、粗大ごみ、資源ごみ、使用済み小型家電製品は、自治体のルールに従って処分します。

 

フリマアプリやネットオークションを利用する

 

状態が良い物やまだ使える物(例…本、ベビー・キッズ用品、衣類、ペット関連グッズ)は、フリマアプリやネットオークションを利用するとよいでしょう。

 

リサイクルショップで買い取ってもらう

 

本、家電製品、衣類、ゲーム、おもちゃは、一定の需要があるので、リサイクルショップで高く買い取ってもらえるかもしれません。

 

買取専門店で買い取ってもらう

 

美術品、骨董品、宝飾品、貴金属、ブランド品、切手・古銭などのコレクション品、衣類、家電製品などは、買取専門店で買い取ってもらえます。

 

大手家電量販店やメーカーに下取りしてもらう

 

パソコン、スマートフォン、ハードディスクなどのデータ機器は、プライバシー保護の観点から、大手家電量販店やメーカーに下取りしてもらえる可能性があります。付属品が揃っている必要があるなど様々な条件がありますので利用する際は注意しましょう。

 

不用品回収業者に引き取ってもらう

 

不用品回収業者指定の物(例・壊れた家電製品や楽器類)は、業者指定の回収日に引き取ってもらえます。

 

不用品回収業者には、各市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可を得た業者、各都道府県の公安委員会の許可を得た古物商しかなれませんので、無資格の業者とトラブルにならないように注意しましょう。

 

不用品買取業者に回収・処分してもらう

 

不用品については、不用品買取業者に一括で回収・処分してもらうこともできます。ただし、状態が良い物であれば買い取ってもらえる可能性がありますが、処分になる場合には料金がかかることに注意しましょう。

 

買い替えの際に購入店の引取り・下取りサービスを利用する

 

大型家具(例…ベッド、ソファー)や家電製品を買い替える際には、購入店が引取りサービスや下取りサービスを行っているかを確認しましょう。

 

購入店によっては料金がかかる場合があります。また、家庭用のテレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機(衣類乾燥機)の処分は家電リサイクル法で指定され、通常リサイクル料金を支払うことになりますので注意しましょう。

迷ったら「相続相談士」への相談も

生前整理を済ませておけば、自分に万一のことがあっても、残された家族の負担を軽減することができます。また、家の中の物を断捨離して、これからの暮らしをより良いものにすることもできます。

 

しかし、生前整理をするためには、ある程度の知識と情報が必要です。

 

生前整理については、いつから始めるのがよいのか、上手に進める手順や方法があるのか、断捨離するか否かの基準はどうか、断捨離で出た不用品の処理方法はどうすればよいのかなど、誰もが直面し避けては通れない問題がありますので、この記事ではこれらについて解説しました。

 

生前整理は相続の前提ともなりますので、相続のプロフェッショナルである「相続相談士」にぜひ一度相談することをおすすめします。

 

株式会社サステナブルスタイル

後藤 光

 

※本記事は、株式会社サステナブルスタイルが運営する相続・終活に関する情報を発信するwebサイト『円満相続ラボ』より転載したものです。

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