保育施設不足・保育士不足は未解決のまま…
【Q】
日本人の女性で赤ちゃんを産むから仕事を辞める人は何割?
①2割 ②4割 ③6割
昔の日本では、「男性が働き、女性が家を守る」というイメージが定着していました。しかし、令和の今、日本でも女性がバリバリ働く姿は当たり前のように見受けられます。SDGsの観点で見てみると女性が働きやすい環境というには、まだまだ課題が残っているのが現状のようです。
たとえば、1人目の子どもを出産した後、女性が仕事を辞める割合が4割を超えています。その理由として、市町村などが認可した保育施設に入れない待機児童の問題があります。コロナの影響で待機児童数は減りましたが、保育施設や保育士が不足している状況は未解決のまま。また、男性が育児休暇を取りにくいなど、課題は多く残っています。
【A】
②4割
~関連するSDGsの項目~
5 ジェンダー平等を実現しよう
8 働きがいも経済成長も
日本に根強く残る「男女の賃金格差・雇用格差」
【Q】
日本の国会議員(衆議院)で女性の割合は何%?
①約10% ②約20% ③約30%
世界には首相や国会議員として活躍する女性がたくさんいます。一方、日本の衆議院議員の中で女性議員の占める割合は9.7%、参議院でも23.2%に過ぎません。
SDGsでは、男女平等が目標として設定されていますが、日本の社会では男女間の賃金格差や雇用格差、差別の風潮が残っており、男女間の格差を数値化した「ジェンダーギャップ指数」は、146カ国中116位とかなり低くなっています。社長やお医者さんでも、女性となると「女社長」や「女医さん」など、性別が強調した呼ばれ方をすることがあります。
【A】
①約10%
~関連するSDGsの項目~
5 ジェンダー平等を実現しよう
8 働きがいも経済成長も
笹谷 秀光
千葉商科大学教授 博士(政策研究)