(※写真はイメージです/PIXTA)

上場株式や債券といった伝統的資産と呼ばれるもの以外を投資対象とするオルタナティブ投資。一般的に、オルタナティブ投資は伝統的資産への投資との相関性が低いとされており、伝統的資産への投資とオルタナティブ投資を組み合わせることで、リスクを分散する効果が期待できます。しかし、投資前に理解すべきリスクもあります。本連載では、オルタナティブ投資を始めるにあたり知っておきたい様々なトピックについて、専門家が分かりやすく解説します。

オルタナティブ投資戦略と対象

ヘッジファンド

公開市場で取引される株式や債券、金利や為替、オプションなどの売買(ショート・ポジション含む)を行う戦略。マクロ戦略、アービトラージ(裁定)取引戦略、ロング・ショート、イベントドリブン戦略など戦略は細分化されます。

その他実物資産

貴金属などのコモディティ、また最近ではアートや高級時計、国産ウィスキーなど様々な現物資産の価格が大幅上昇、などのニュースを聞くことがあるでしょう。実需以外の投資目的での売買も増えており、これも広義のオルタナティブ投資となります。

 

この中で、ヘッジファンド以外の戦略は公開市場にはない取引対象に投資をすることからプライベート・アセット(マーケット)投資などとも呼ばれます。

 

このように様々な「非伝統的」投資手法を総称して「オルタナティブ投資」と呼びますが、それぞれの特性や期待リターンなどは異なります。
 

シデナム 慶子

LUCAジャパン株式会社 代表取締役CEO・共同創業者

 

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