auカブコム証券の「プチ株®(単元未満株)」は、通常は100株単位(単元株)でしか購入できない株式を、1株からの少額で買うことができるサービスです。メリットやデメリットをはじめ、手数料や買い方、おすすめ銘柄などを、FP資格を持つ証券会社出身のSGO編集者が解説します。
1株から投資可能!auカブコム証券「プチ株(単元未満株)」の買い方

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auカブコム証券の「プチ株®(単元未満株)」とは、通常は100株単位(単元株)での日本株の売買を、取引単位に満たない1株(単元未満株)から取引できるサービスです。

 

株式投資を始めるには、ある程度まとまった資金が必要だと思っている人も多いかもしれませんが、「プチ株®」を活用すれば、数百円から気軽に始めることができます。

 

本記事では、

 

「auカブコム証券のプチ株®にデメリットはないの?」

「プチ株®ってどうやって買うの?」

「プチ株®の手数料は割高だと聞いたんだけど、どうなの?」

 

という疑問をお持ちの方に、auカブコム証券のプチ株®サービスについて、初心者にもわかりやすく解説します。

 

最後まで読めば、auカブコム証券で少額で日本株取引を始める方法がわかります。

 

1. 単元未満株とは

単元未満株のイメージ図
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

プチ株®の説明の前に、「単元未満株」について知っておきましょう。すでに理解している人は読み飛ばして、『2. auカブコム証券の2種類の「単元未満株」取引サービスの概要』にお進みください。

 

1.1.「単元未満株」は100株単位の「単元株」に満たない株式のこと

日本株に投資するには、通常は100株単位の「単元株」で注文する必要があります。それに対して、取引単位に満たない株式を「単元未満株」といい、一部の証券会社では1株~99株での売買を可能にしたサービスを提供しています。

 

単元未満株を使えば、JR東海(銘柄コード:9022)を単元株で買うには1,700,000円(=株価17,000円×100株)が必要なところ、17,000円(=株価17,000円×1株)があれば購入することができます。

 

このように、「170万円なんて大金は持っていない」「JR東海のファンだから、もっと少額なら買いたい」という悩みを解消するのが「単元未満株」です。

 

なお、サービス名称は各社異なり、auカブコム証券の単元未満株の取引サービスのことを「プチ株®」といいます。

 

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・「単元未満株」と「ミニ株」の違い

「ミニ株」という用語を聞いたことがある人もいるかもしれません。「ミニ株」は単元株の10分の1単位、つまり10株から取引できるサービスのことを言います。一方、「単元未満株」は単元株の100分の1単位、つまり1株から取引できるサービスのことなので、単元未満株のほうがより少額から購入できることになります。

 

 

1.2. 単元未満株のメリット

単元未満株のメリット
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

単元未満株の主なメリットは、次の3つです。

 

■単元未満株のメリット3つ

  1. 数百円から日本株が買える
  2. 配当金がもらえる
  3. 注文の練習にもなる

 

それぞれ簡単に説明します。

 

メリット①:数百円から日本株が買える

単元未満株の最大の利点は、1株から日本株を購入できること。株価が500円の銘柄であれば、1株なら500円、10株なら5,000円で買うことができます。

 

メリット②:配当金がもらえる

1株だけの保有でも、株主の権利として保有株数に応じた配当金(企業が得た利益を株数に応じて株主に分配するもの)を受け取れます。

 

たとえば、1株あたりの配当金が20円の銘柄の場合、1株を保有していると20円(税引前)が振り込まれます。

 

メリット③:注文の練習にもなる

株式の注文を出したことがない場合、いきなり数十万円の注文を出すのは躊躇するはずです。また、取引ツールを操作するのが初めてのネット証券で発注する場合も、手こずる可能性があります。

 

しかし、単元未満株なら1株から注文できるので、万が一発注ミスをしても損失はわずかで済みます。

 

このように単元未満株は、株式取引はどのようなものかを体験したり、ネット証券の取引ツールの操作性を確認したりするために活用することもできます。

 

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1.3. 単元未満株のデメリット

単元未満株のデメリット
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

単元未満株を取引するときの注意点も確認しておきましょう。

 

■単元未満株のデメリット5つ

  1. 資産が大きく増えない
  2. リアルタイムで取引できない
  3. 注文方法が限られる
  4. 株主優待が原則ない
  5. 議決権がない

 

それぞれ簡単に説明します。

 

デメリット①:資産が大きく増えない

単元未満株は取引単位が単元株の100分の1からなので、損失も小さいですが利益も小さいです。

 

たとえば、1,000円で100株買って1,100円に上がったときに売却すれば10,000円の利益(=差額100円×100株)ですが、1株の場合は100円の利益です。

 

また、単元未満株ばかり取引をしていると「損しても大したことがない」と思ってしまい、株式投資と真剣に向き合えなくなる懸念があります。

 

株式投資は、企業の業績や株価チャートを本気で分析して取り組まないと、勝ち続けることはできません。

 

そのため、単元未満株での取引は株式投資に慣れるための一つの手段と割り切り、将来的には通常の100株単位での取引ができるように意識しておくようにしましょう。

 

なお、単元未満株の取引手数料は、単元株と比べて割高になりがちです。ご注意ください(詳細は後述)。

 

デメリット②:リアルタイムで取引ができない

通常の日本株取引の場合、平日の9時~11時30分と12時30分~15時までならリアルタイムで取引ができます。しかし、単元未満株の場合は、1日のうちで注文が成立するタイミングが限られます(詳細は後述)。

 

デメリット③:注文方法が限られる

株式の注文方法には「指値」や「成行」など複数ありますが、単元未満株の取引は成行注文しか選択できない証券会社がほとんどです。そのため、出ている注文数が少ない銘柄の場合は、想定外の株価で注文が成立してしまう恐れがあるので、注意が必要です。

 

・指値(さしね):買う価格もしくは売る価格を指定して注文する方法。
・成行(なりゆき):買いの場合は、そのときに出ている売り注文で最も安い価格。売りの場合は、そのときに出ている買い注文で最も高い価格で注文が即時に成立する方法。

 

デメリット④:株主優待が原則ない

単元未満株には、株主優待が原則ありません。しかし、日本郵船(9101)の「『飛鳥クルーズ』に使える優待乗船10%割引券」のように、1株だけの保有でも割引券やカレンダーの配布などの株主優待を実施している企業も一部にはあります。

 

デメリット⑤:議決権がない

単元未満株は、保有株数に応じて配当金は受け取れますが、議決権(株主総会での決議に参加して票を入れることができる権利)はありません。議決権を得るには、単元株(100株)を保有する必要があります。

 

2. auカブコム証券の2種類の「単元未満株」取引サービスの概要

auカブコム証券の2種類の「単元未満株」取引サービスの概要
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

auカブコム証券の単元未満株の取引サービスには、大きく分けて「プチ株®」と「プレミアム積立®(プチ株)」の2種類があります。それぞれ解説します。

 

2.1.「プチ株®」とは

プチ株®の説明画像
(引用:auカブコム証券

 

auカブコム証券の「プチ株®」は、通常は100株の単元株でしか買えない日本株を、1株~99株の単元未満株でも取引できるサービスのことです。

 

■「プチ株®(単元未満株)」の概要

対象銘柄

東京と名古屋の取引所の全銘柄(約3,200銘柄)

※福岡・札幌の取引所に上場している銘柄は売却のみ可能

取引口座

特定口座、一般口座、一般NISA口座、ジュニアNISA口座

※つみたてNISA、iDeCo口座は対象外

注文受付時間 24時間
注文方法 成行のみ

約定タイミング

注文時間によって1日2回(前場始値、後場始値)

手数料

約定代金の0.55%(税込)※最低手数料は税込52円

 

ご覧のように、プチ株®(単元未満株)の取引には色々な制限がありますが、auカブコム証券では東証と名証に上場している全銘柄(約3,200銘柄)の売買ができるのが特長です。

 

2.2.「プレミアム積立®(プチ株)」とは

プレミアム積立®(プチ株)の説明画像
(引用:auカブコム証券

 

auカブコム証券の「プレミアム積立®(プチ株)」は、好きな銘柄を指定した日に指定した金額以内(500円以上1円単位)で毎月買い付け、プチ株®を積み立てていくサービスのことです。

 

auカブコム証券の単元未満株取引サービスといったら、積立ではないほうの「プチ株®」が一般的なので、次章以降では「プチ株®(単元未満株)」のサービスを中心に解説します。

 

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3. auカブコム証券の「プチ株®(単元未満株)」のメリット

auカブコム証券の「プチ株®(単元未満株)」のメリット
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

本章では、単元未満株全体ではなく、auカブコム証券の「プチ株®(単元未満株)」特有のメリットを紹介します。

 

■「プチ株®(単元未満株)」の主なメリット3つ

  1. ポイント投資ができる
  2. 積立投資もできる
  3. 24時間注文ができる

 

それぞれ解説します。

 

メリット①:ポイント投資ができる

Pontaポイント投資
(引用:auカブコム証券

 

「プチ株®(単元未満株)」では、1Pontaポイント=1円相当として、現金と同じようにポイントによる投資ができます。購入金額に足りない場合は現金との併用も可能なので、キャッシュの負担が減らせます。

 

なお、auカブコム証券では、投資信託の購入にもPontaポイントを充てることができます。そのため、普段からPontaポイントを貯める「ポン活」をしている人にもauカブコム証券はおすすめです。

 

ただし、「プレミアム積立®(プチ株)」ではポイント投資はできません。

 

メリット②:積立投資もできる

前述したように、auカブコム証券のプチ株®には、プチ株®(単元未満株)を積み立てていく「プレミアム積立®(プチ株)」のサービスもあります。同じ銘柄を毎月コツコツ積み立てて、将来的には100株の単元株を保有したい人には特におすすめです。

 

なお、「プレミアム積立®(プチ株)」の手数料は無料となっています(後述)。

 

メリット③:24時間注文ができる

プチ株®(単元未満株)の注文が成立(=約定)するタイミングは1日に2回(前場始値と後場始値)だけですが、注文自体は24時間可能です。

 

■「プチ株®」の発注時間と約定タイミング

発注時間 約定タイミング
0:01~10:00 当日後場始値
10:01~23:00 翌営業日の前場始値
23:01~24:00 翌営業日の後場始値
休日(土・日・祝日) 翌営業日の後場始値

 

そのため、日中は仕事で忙しい人でも、23時までに発注しておけば、翌営業日の前場始値で注文が成立します。

 

プチ株®(単元未満株)のその他のメリットに、一般NISA口座で取引もできる点が挙げられます。ただし、つみたてNISAとiDeCo口座は投資信託での積み立てが基本なので、対象外です。

 

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4. auカブコム証券の「プチ株®(単元未満株)」のデメリット

auカブコム証券の「プチ株®(単元未満株)」のデメリット
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

今度は、auカブコム証券で「プチ株®(単元未満株)」の取引を始めるときの注意点を把握しておきましょう。

 

■「プチ株®(単元未満株)」の主なデメリット3つ

  1.  手数料が高い(割高)
  2. 「25歳以下の現物株式手数料無料プログラム」は適用外
  3.  約定タイミングが1日2回しかない

 

それぞれ解説します。

 

デメリット①:手数料が高い(割高)

プチ株®(単元未満株)の手数料は、約定代金に応じて次のように決められています。

 

■「プチ株®」の手数料

約定代金 手数料(税込) 備考
9,000円 52円 最低手数料
20,000円 110円 料率0.55%
を適用
20,001円 110円
29,999円 163円
30,000円 165円

 

結論からお伝えすると、プチ株®(単元未満株)の手数料は、100株まとめて単元株で買うときより割高です。

 

auカブコム証券で株価700円の三菱UFJフィナンシャル・グループ(銘柄コード:8306)を100株買うときの手数料を比較してみましょう。

 

なお、同社の株式手数料コースには、1注文の約定金額に応じた「ワンショット手数料コース」と、1日の合計約定金額に応じた「1日定額手数料コース」の2種類があります。

 

■三菱UFJFG(株価700円)を100株買う場合の手数料比較

買い方(手数料コース) 手数料(税込) 注文回数

プチ株®(単元未満株)

合計5,200円 1株を100回
合計520円 10株を10回
合計385円 50株を2回
合計433円 99株と1株を1回ずつ

ワンショット手数料コース

99円 1回

1日定額手数料コース

無料 1回

 

ご覧のように、注文回数にもよりますが、プチ株®はある程度まとまった株数を発注したほうが手数料を抑えることができます。

 

しかし、ワンショット手数料コースは99円となるうえ、1日定額手数料コースは約定代金の合計が100万円以下なら無料なので、総じてプチ株®の手数料は割高ということになります。

 

このように、プチ株®は1株から買えることはメリットですが、100株まとめて単元株として買ったほうが手数料は安くなることを知っておきましょう。

 

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デメリット②:「25歳以下の現物株式手数料無料プログラム」は適用外

auカブコム証券の25歳以下の現物株式手数料無料プログラム
(引用:auカブコム証券

 

auカブコム証券では、25歳以下の場合は現物株式取引手数料が無料になるプログラムを常時実施しています。しかし、プチ株®(単元未満株)は対象外で、25歳以下の場合でも所定の手数料が発生します。

 

そのため、25歳以下の方は、プチ株®より100株まとめて単元株で買ったほうが取引コストを削減できます。

 

デメリット③:約定タイミングが1日2回しかない

プチ株®(単元未満株)の約定タイミングは、発注時間によって「前場始値」と「後場始値」の2回しかありません。

 

■「プチ株®」の発注時間と約定タイミング

発注時間 約定タイミング
0:01~10:00 当日後場始値
10:01~23:00 翌営業日の前場始値
23:01~24:00 翌営業日の後場始値
休日(土・日・祝日) 翌営業日の後場始値

 

同様の単元未満株サービスを展開しているマネックス証券の「ワン株」は1日1回、SBI証券の「S株」は1日3回なので、auカブコム証券の「プチ株®」の2回はその中間になります。

 

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5. auカブコム証券での「プチ株®(単元未満株)」の買い方

auカブコム証券での「プチ株®(単元未満株)」の買い方
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

プチ株®(単元未満株)をスマホで買う場合は、WEBからでも注文できますが、アプリのほうがサクサク動いて便利です。そのため、ここではアプリでプチ株®を買う方法を実際の画面を使って紹介します。

 

アプリのダウンロードがまだの方は、以下よりインストールできます。

 

 

なお、PCから注文する流れは、公式サイト「プチ株®(単元未満株)お取引までの流れ」で紹介しています。

 

アプリから買う方法は、次の5つのステップです。

 

■プチ株®​をアプリで買う方法

  1.  ログイン後、マイページのメニューから「プチ株」を開く
  2. 「銘柄検索(買付)」から買う銘柄を探す
  3.  注文内容を入力する
  4.  注文内容を確認して「注文する」をタップする
  5. 「ご注文ありがとうございました」と表示されるのを確認する


実際の画面で順番に解説します。

 

STEP1:ログイン後、マイページのメニューから「プチ株」を開く

スマホアプリを起動して、口座番号(ログインID)とパスワードを入力して、ログインしましょう。その際、右側の「保存」にチェックを入れておくと、次回から入力せずに済みます。

 

auカブコム証券での「プチ株®(単元未満株)」の買い方①


ログインすると、「マイページ」が表示されます。左上の3本線をタップして「メニュー」を表示させてください。

 

auカブコム証券での「プチ株®(単元未満株)」の買い方②

 

そして、下にスクロールすると「プチ株」があるので、タップしましょう。

 

auカブコム証券での「プチ株®(単元未満株)」の買い方③

 

STEP2:「銘柄検索(買付)」から買う銘柄を探す

プチ株のメニューから「銘柄検索(買付)」をタップして、買う銘柄を探します。

 

auカブコム証券での「プチ株®(単元未満株)」の買い方④

 

ここでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)の株式を実際に1株買ってみます。検索窓に企業名の一部もしくは銘柄コードを入力して、検索ボタンをタップしましょう(ここでは銘柄コード「8306」を直接入力)。

 

auカブコム証券での「プチ株®(単元未満株)」の買い方⑤

 

STEP3:注文内容を入力する

購入する銘柄が表示できたら、注文内容を入力していきます。

 

数量(株数)は、直接入力するか、右の「+」「-」で調整できます。また、Pontaポイントを利用する場合は、この画面で設定します。

 

auカブコム証券での「プチ株®(単元未満株)」の買い方⑥

 

ちなみに、プチ株®の執行条件(注文方法)は「成行」のみなので、最初から選択されています。入力したら、「次へ進む」をタップします。

 

STEP4:注文内容を確認して「注文する」をタップする

注文内容を確認してパスワードを入力し、「注文する」をタップしたら完了です。

 

auカブコム証券での「プチ株®(単元未満株)」の買い方⑦
 

ちなみに、確認画面の「予定受渡金額概算」には、予定約定金額や手数料などが載っています。

 

この場合、1株の約定金額882円(予定)に対して52円の手数料がかかるので、やはり注文株数が少ないとプチ株®の手数料は割高だとわかります。

 

STEP5:「ご注文ありがとうございました」と表示されるのを確認する

発注後、「ご注文ありがとうございました」と表示されるのを確認しましょう。

 

auカブコム証券での「プチ株®(単元未満株)」の買い方⑧

 

また、約定前の注文を取り消す場合は、プチ株メニューの「注文約定照会」から行えます。

 

auカブコム証券での「プチ株®(単元未満株)」の買い方⑨

 

なお、約定したかや何円で注文が成立したかを知りたい場合は、プチ株メニューの「注文約定照会」と「取引履歴」から行えます。

 

auカブコム証券での「プチ株®(単元未満株)」の買い方⑩

 

今回の場合、729.5円で1株買うことができました。

 

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6.「auカブコム証券のプチ株®」のおすすめ銘柄…いくらから買える?

auカブコム証券のプチ株のおすすめ銘柄…いくらから買える?
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

ここでは、

 

「プチ株の買い方がわかったけど、何の銘柄を買えばいいの?」

「プチ株で人気の銘柄を参考にしたい」

「プチ株はいくらから買えるのかを知りたい」

 

という方のために、2021年4月1日~2022年3月31日の期間内にプチ株®の買付約定代金が多かった500円以下の銘柄ランキングを紹介します(株価は2022年3月31日の終値を掲載)。

 

順位 銘柄コード 銘柄名 株価
(3/31終値)
1位 5020 ENEOSホールディングス 458円
2位 9831 ヤマダホールディングス 380円
3位 8410 セブン銀行 239円
4位 4477 BASE 447円
5位 9501 東京電力ホールディングス 403円

(出典:「auの金融・保険サービス」より)

 

一概には言えませんが、配当利回りが高い銘柄や株主優待が人気の銘柄が上位に入る傾向があるようです。

 

そのため、買付手数料が無料のプレミアム積立®(プチ株)を活用して毎月一定の金額を買い付け、将来的には100株の単元株の保有を目指す方法も有効となります。

 

参考にしてください。

 

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7. よくある質問

auカブコム証券のプチ株®に関するQ&A
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

最後に、auカブコム証券のプチ株®(単元未満株)に関するよくある質問に3つ回答します。

Q1. auカブコム証券でプチ株®をコツコツ買って100株になったらどうなりますか?

100株になれば「単元株」の扱いとなり、議決権も得られます。また、単元株として売却できます。

 

Q2. 単元株を分割してプチ株®で売却することは可能ですか?

できません。単元株で100株買った場合は、単元株として100株で売却するしかありません。

 

Q3. 入金してもプチ株®の「買付余力」に反映されないのはなぜですか?

入金するだけではプチ株®の買付余力には反映されず、「振替」をする必要があります。

 

マイページから「口座管理(入出金)」>「振替」>「お預り金振替」の順に進みんでください。そして、「振替指示(信用取引)」の「預り金→保証金」にチェックを付け、振替金額を入力して手続きをしましょう。なお、「信用取引」と書かれていますが、関係ないのでご安心ください。

 

8. まとめ

auカブコム証券のプチ株®まとめ
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

この記事では、auカブコム証券のプチ株®(単元未満株)のサービスについて解説しました。

 

単元未満株は1株から気軽に買うことができるので、投資未経験者には特におすすめです。

 

しかし、本気で資産を増やして将来のお金の不安を解消したいと考えるのであれば、将来的には単元株の取引ができるように、プチ株®は株式投資を始めるきっかけのためのサービスだと割り切って活用することをおすすめします。

 

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Pontaポイントがたまることでも知られているauカブコム証券。SGO編集部では、カスタマーサクセス部長の小松氏にインタビュー取材を実施し、「グループの強みを活かした取り組み」「ツールの使い分け方」「システム開発に強い理由」「初心者が資産形成に取り組むときのヒント」などについて伺いました。

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