レンタルスペース投資は、100万円あれば開始できる!
私は自分の父親が不動産投資で利益を出しているのを幼少期から見ていました。
社会人になってから不動産や株式投資に興味が出てきて、始めてみようと試みたこともありました。
しかし、新入社員で給料が低く貯金がなかった当時の私は銀行から融資を受け、不動産投資を始めるような度胸も信用力もなく断念。
独立した後に再度興味が湧いて不動産投資を試みたものの、金融機関による信用力が全くない状態かつ元手も多くなかったため、泣く泣く諦めたという過去があります。
もし仮に不動産投資を始めようと思ったら、少なくとも300万円ほどの元手と数千万円もの融資を得て、初めて賃貸物件などを購入することができます。
しかし、それでも成功するかどうかはわかりません。
マンションを購入し、それを貸し出す場合に、借り手がつかない場合があったり、借り手がついても、その方が家賃をしっかり払えるかわからなかったり、近隣トラブルがあったりとリスクもあるのです。
それに比べると、レンタルスペース投資はたったの100万円あればスタートできます。不動産投資のように、30年にも及ぶ返済義務を負う必要もありません。
つまり、レンタルスペース投資は低予算で融資不要で始められる投資なのです。
では、具体的にレンタルスペース投資を始めるとしたら、何にどのくらいの費用がかかるのでしょうか。一例ですが、東京で小規模のパーティー系レンタルスペースを作る際に必要な費用をご紹介します。
◆賃貸レンタルスペース例
●東京都内
●築古で20㎡ほどのワンルーム
◆最低限かかる費用
●仲介手数料10万円
●敷金礼金30万円
●インテリア代金30万円
●備品類15万円
●保険2万円
●鍵交換1.5万円
★合計約88.5万円
成功のポイントは「家賃の抑制」
レンタルスペースで最重要なのは、毎月かかる家賃を極力低く抑えることです。
そのため、アクセスの良い駅近の築古物件が使われることが多く、都内の20㎡くらいの小規模スペースでの家賃は私の体感値では平均10万円程度です。
それに敷金礼金がかかって30万円、シンプルな内装であればイケアやニトリ、Amazon、楽天を駆使するとインテリア代金は30万円以内に収まります。
調理道具(電子レンジ、おたま、フライ返しなど)や清掃道具(掃除機や床を拭く道具など)の備品類は多く見積もっても15万円ほどになるため、合計は88.5万円程度になります。
この見積りは物価が日本で最も高い東京の価格ですが、大阪であれば家賃が5万円程度の物件も多々あるため、もっと安く始めることができるかもしれません。
東京でも大阪でも小規模なパーティー系レンタルスペースであれば、100万円以内からスタートできます。
レンタルスペースは初期費用が高額ではないため、自己資金だけでスタートされる方が多い印象です。
しかし、スピード感を持って複数スペースを展開したり、レンタルスペース投資後の事業計画がある場合は、融資を受けて自己資金を極力使わないでレンタルスペースを始めるのも良いでしょう。
私は1スペース目に関しては自己資本で始めた方が早くスタートできるため良いと考えていますが、100万円も貯金がない人もいらっしゃると思います。
事業計画さえしっかり伝えられれば政策金融公庫で融資を受けられることが多いですし、会社勤めの方は他の金融機関でも融資を受けられるでしょう。
もちろん、レンタルスペース投資でも100%儲かるという訳ではありません。
後述する様々な工夫をしていただくことで失敗するリスクを極限まで下げ、安定収益を得る可能性を高めることができます。
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