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「8/9~8/15のFX投資戦略」のポイント
<ポイント>
・米ドル/円は、過去2週間の大荒れ相場を経て、先週末は135円まで米ドル高・円安に戻してきた。
・米景気への懸念後退、米大幅利上げ予想再燃などから、米ドル高トライが先行しそうだが、そのなかで少し気になることが最近にかけての原油価格の急落。
・米ドル高トライが限界を確認するとの想定から、今週は133.5~137.5円中心での展開を予想。
米ドル/円の「乱高下」
この2週間、米ドル/円は上下に大きく動きました。
7月27日のFOMC(米連邦公開市場委員会)以降、137円から一時は130円割れ近くまで急落。結局130円割れは回避されましたが、その後は米ドル反発に転じ、5日の米7月雇用統計が予想を大きく上回る結果だったことから、一時は135円まで米ドル高・円安に戻すところとなりました[図表1参照]。
米ドル急落から一転米ドル反発拡大と、まさに上下に大荒れの展開だったといえます。では、なぜこのような展開が続いたのでしょうか。
まず、7月FOMC以降の米ドル急落についてですが、これは対円のみで目立った現象でした。ユーロ/米ドルなどは、FOMCを前後にほとんど横這いの展開となっていました[図表2参照]。
したがって、FOMC以降の対円での米ドル急落は、米ドル/円特有の事情が大きかったと考えられます。
この「特有の事情」とは、FOMC以前の米金利と米ドル高・円安のかい離です。FOMC以前に一時139円まで米ドル高・円安となった動きは、米金利からみると「行き過ぎ」でした[図表3参照]。
FOMCをきっかけにこの「行き過ぎ」の修正が一気に広がったことで、米ドル急落につながったのではないでしょうか。
ところで、このように(ほとんど対円だけではあったものの)米ドル急落となったことから、米景気後退、いわゆるリセッションへの懸念が過剰に拡大したという見方もありました。
米ドルと米景気の関係は、基本的に「米景気→(米金利)→米ドル」といった具合に、米景気が「原因」で米ドルが「結果」です。ただ、為替や株式などの相場が大きく動くと、「米ドルが急落したということは、米景気もかなり悪いのではないか」と混乱のなかで因果関係を逆に考えてしまいがちです。
しかし、このような考え方は、冷静にみると「過剰な悲観論」でしょう。上述のように米ドル急落はほとんど対円だけの現象で、そもそも米金利も大きく低下しているわけではなかったのです。
結果的には、5日に発表された米7月雇用統計が予想を大きく上回るちょっとした「ポジティブ・サプライズ」となり、米ドル/円は133円から135円まで一気に約2円もの急上昇となりました。これは「過剰な悲観論」の反動の影響もあったのではないでしょうか。
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