「第7波」真夏の新型コロナ感染拡大!どう対応すべきか?【総合診療医が解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)

新型コロナの感染拡大が止まらず、全国の感染者数は過去最高を記録しています。原稿執筆現在(2022年7月11日)、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が増加しているというニュースをよく耳にするようになりました。「新型コロナ第7波」に対して私たちはどう対応すればよいのか、総合診療医が解説します。

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第7波では、どんな変異株が流行するのか?

第7波が到来すれば、オミクロン株の変異株のうち「BA.4」と「BA.5」が流行の中心となると言われています。東京都では「BA.5」の占める割合が6月上旬は0.8%だったのに対して、6月下旬には25.1%となっており、急激に拡がっています1)。

 

オミクロン株には「BA.1」から「BA.5」の5種類があることが知られています。このうち第6波で流行の中心となったのは「BA.1」と「BA.2」でした。

 

「BA.4」と「BA.5」の大きな特徴は免疫逃避といわれています。

 

免疫逃避とは、過去の感染やワクチンによって得られた免疫の効果がなくなることを指します。新型コロナウイルスワクチンの3回接種(2回接種に加えて追加接種)前後で、新型コロナウイルスの武漢株とオミクロン株に対する中和抗体を調べた研究があります2)。中和抗体はワクチン接種で体内に作られる抗体で、新型コロナウイルスのスパイクタンパクに結合してヒト細胞へのウイルスの侵入を防いでくれるものです。

 

この研究によると3回接種後の中和抗体は、武漢株での抗体産生量を100%とした場合、オミクロン株の「BA.1」と「BA.2」では約14~16%、「BA.4」と「BA.5」では約5%程度しか産生されないとされています。

 

一方で、「BA.4」や「BA.5」がこれまで流行した新型コロナウイルスの変異株と比較して重症化しやすいという報告はありません。原稿執筆時点での認識としては、第7波で中心となりうる「BA.4」と「BA.5」は感染力が高いものの、重症化率は低いと考えてよいでしょう。

新型コロナウイルスのワクチンは効果があるのか?

ワクチンの3回接種と新型コロナウイルスへの既感染が、「BA.1」及び「BA.2」に対して有症状の新型コロナ感染症の予防になるという海外からの報告があります。この報告では、既感染群、コロナワクチンを2回接種した群、2回接種かつ既感染した群、3回接種群と3回接種かつ既感染した群の5群にわけて、「BA.1」及び「BA.2」への感染予防効果を検討しています。

 

感染予防効果は、3回接種後に感染した群では70~80%、2回接種かつ既感染した群と3回接種した群では50~60%でしたが、2回接種した群には予防効果がみられませんでした。

 

なお、重症化の予防効果は全ての群で70%以上でした。このことから、「BA.1」「BA.2」に対して3回接種は一定の感染予防効果と高い重症化予防効果があると言えます。加えて、新型コロナウイルスに感染した人でもワクチン接種が有益であることが示されています。

 

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聖マリアンナ医科大学 内科学 総合診療内科 助教 

著者紹介

連載現役医師が解説!新型コロナワクチンへの対処法

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