経済成長が期待できる、フィリピンの人口ピラミッド
人口ボーナスが長期に続く状態の人口ピラミッドは、ピラミッドの形をしています。ピラミッドの下に行けば行くほど、年齢が若い層となり、若い人が多い状態が、経済成長を語るうえでは理想的な人口ピラミッドだといえるでしょう。
フィリピンの人口ピラミッドを、タイやベトナムといった他の東南アジアの国と比べると、違いが分かります。タイやベトナムはすでに年齢の高い人口が多くなった、釣り鐘型をしています。激しい内戦のあったカンボジアは、少々いびつな形をしていますが、若年層が多く、比較的魅力的な人口構成といえるでしょう。ただカンボジアの場合は人口そのものが少なく、その点においては見劣りする部分があります。
日本の人口ピラミッドを見てみると、逆ピラミッド型と言われる、高齢者が多い人口構成をしています。ご存知の通り、日本は世界的に見ても超高齢化社会となっています。
1950年代、高度経済成長期に入ったころの日本では、フィリピンのようなピラミッド型の人口構成をしていました。ピラミッド型の人口構成のほうが、経済成長に対しては有利なことが日本の例からもわかるでしょう。
世界で4番目に多くの人口を持つ首都圏であるマニラ
各国の都市圏人口を比較していきましょう。
大きな都市圏はその国の経済の基盤となり、経済成長において有利になります。実は日本の首都である東京は3,700万人の人口を有し、世界で一番大きな都市圏を形成しています。東京一極集中と問題視されるものの、東京が日本経済を牽引してきたという事実があるのです。
次に大きな都市圏が、インドネシア・ジャカルタで3,000万人、続くのがインド・デリーで2,400万人います。そして4番目にフィリピン・マニラで2,400万人います。以下、韓国・ソウル、中国・上海、パキスタン・カラチ、中国・北京、といった世界の有名な大都市が続きます。
このように人口に注目していくと、東南アジアの将来性、さらにはフィリピンの有望であることがわかるでしょう。世界の投資家がなぜフィリピンに注目するのか、当然のことだといえそうです。
■動画で観る…人口に見る東南アジア諸国の経済比較
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