(※写真はイメージです/PIXTA)

三井住友DSアセットマネジメント株式会社が、2022年6月6日~6月17日のオーストラリア市場について振り返ります。※本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するマーケットレポートを転載したものです。

為替

ここ2週間の豪ドルの対円レートは、下落しました。6月7日、豪州準備銀行(RBA)は金融政策決定会合で、市場予想を上回る0.5%の利上げを決定し、政策金利を0.85%としました。これを受け、豪ドルの対円レートは一時96円台に上昇しました。しかしその後は、米国の消費者物価指数の一段の上昇を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が0.75%の大幅利上げを決定したことや、世界的な株式市場の下落など投資家センチメントの冷え込みを受けて、豪ドルの対米ドルレートが軟化し、対円レートでも豪ドルは下落しました。

 

(注)左グラフは2021年6月17日~2022年6月17日、右グラフは2022年6月3日~2022年6月17日。 (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2021年6月17日~2022年6月17日、右グラフは2022年6月3日~2022年6月17日。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

金利

ここ2週間の豪州3年国債利回りは大幅に上昇しました。RBAの市場予想を上回る大幅な利上げや、米国での消費者物価指数の一段の高まりを受けたFRBの大幅利上げの実施によって米国債利回りが上昇したことに連れて、豪州3年国債利回りも大幅に上昇(債券価格は下落)しました。

 

(注)左グラフは2021年6月17日~2022年6月17日、右グラフは2022年6月3日~2022年6月17日。2022年6月13日は祝日のため休場。 (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2021年6月17日~2022年6月17日、右グラフは2022年6月3日~2022年6月17日。
   2022年6月13日は祝日のため休場。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2022年6月6日~6月17日のオーストラリアマーケット動向』を参照)。

 

(2022年6月20日)

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