(※写真はイメージです/PIXTA)

三井住友DSアセットマネジメント株式会社が、2022年2月28日~3月11日のオーストラリア市場について振り返ります。※本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するマーケットレポートを転載したものです。

為替

ここ2週間の豪ドルの対円レートは、上昇しました。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続き、原油価格をはじめとする資源価格が大幅に上昇し、豪ドルの上昇要因となりました。また、資源価格の上昇は日本にとって経常赤字に繋がることなどが嫌気されて、日本円は円安となりました。これらのことから、豪ドルの対円レートは上昇しました。

 

 (注)左グラフは2021年3月11日~2022年3月11日、右グラフは2022年2月25日~2022年3月11日。 (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

(注)左グラフは2021年3月11日~2022年3月11日、右グラフは2022年2月25日~2022年3月11日。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

金利

ここ2週間の豪州3年国債利回りは、上昇しました。ウクライナ情勢の緊迫化が増し、リスク回避姿勢が強まったことから、豪州3年国債利回りは低下する局面がありました。しかし、3月1日に豪州準備銀行(RBA)が政策金利を据え置いたものの、ウクライナ情勢に伴い資源価格が上昇していることや、10日に発表された米国の消費者物価指数(CPI)が一段と上昇したことなどから、世界的にインフレが警戒され、豪州の3年国債利回りは上昇(債券価格は下落)しました。

 

(注)左グラフは2021年3月11日~2022年3月11日、右グラフは2022年2月25日~2022年3月11日。 (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2021年3月11日~2022年3月11日、右グラフは2022年2月25日~2022年3月11日。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2022年2月28日~3月11日のオーストラリアマーケット動向』を参照)。

 

(2022年3月15日)

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