あなたにオススメのセミナー
障害児サービスの利用人数は5年で2倍強
発達障害は、生まれつきみられる脳の働き方の違いにより、行動面や情緒面に特徴がある状態のことです。自分の子どもが発達障害と診断されても、「何かの間違いだ」「他の子の成長にすぐ追いつく」などと認めなくない気持ちを抱える保護者は多いといいます。
しかし発達障害は適切な支援を行い、子どもの特性に合わせて得意なことを伸ばし、苦手なことを補うことで、生活をするうえで支障は少なくなります。
発達障害児への支援のひとつ、障害児通所支援は、児童福祉法に基づくもので、主に施設などへの通所によって、日常生活における基本的な動作の指導、生活能力の向上のために必要な訓練などを行うサービスです。
利用する子どもは5年で約2.3倍。特に児童発達支援、放課後等デイサービスの占める 割合が大きくなっています。
児童発達支援は、小学校就学前の6歳までの障害児が通い、支援を受けるための施設。指導や訓練のほか、保育園や幼稚園のように遊びや学びの場を提供しています。
児童発達支援は、児童福祉施設に定義され、児童支援と地域支援の役割を担う「児童発達支援センター」と、児童発達支援のみを担う「児童発達支援事業所」の2つがあります。
支援の対象かどうかは、「身体に障害のある児童、知的障害のある児童又は精神に障害のある児童(発達障害児を含む)」とされています。療育手帳や精神障害者保健福祉手帳などをもっていなくても、利用の必要が認められれば、受給者証が市区町村から発行されます。
児童発達支援は受給証の利用で負担少なく通えますし、必要な支援も受けることができます。我が子が発達障害と受け入れることは、覚悟のいることです。しかし受け入れ、その先を見据えて早期療育することで、将来的に「生きづらさ」を低減できる可能性があります。
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】