ゴルフ会員権の相続…名義変更と売却の注意点【弁護士が解説】 (写真はイメージです/PIXTA)

ゴルフ会員権を相続した場合の手続き方法と不要だったときの売却方法について、相続に詳しいAuthense法律事務所の柳川智輝弁護士が解説します。

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ゴルフ会員権を相続することになったときの確認事項

ゴルフ会員権を相続した場合、「名義書換後、メンバーとして利用する」、「業者を通じて市場で売却する」という、2パターンの取り扱いの方法があります。

 

とは言え、どちらを選ぶにせよ、ゴルフ会員権を相続するときには確認すべきことと、準備しなければいけないものがあります。ここでは、ゴルフ会員権の相続の際に必要な確認事項と準備について解説します。

 

相続対象の会員権を確認する

 

ゴルフ会員権証券は被相続人がメンバーであったと証明するものになりますので、相続した場合はまず、相続対象の会員権証券を確認しましょう。

 

多くの場合は、表面にゴルフ場名と額面金額、裏面に被相続人の名前が記載されています。これらに間違いがないかきちんと確認しましょう。

 

ゴルフ会員権を相続するための準備

 

ゴルフ会員権を相続するときには、さまざまな書類が必要となります。書類は以下3点であることが多いです。ゴルフ場によって異なる場合もありますので、詳しくは、該当するゴルフ場に確認する必要があります。

 

■ゴルフ会員権を相続するために必要な書類

戸籍謄本等一式

遺産分割協議書など

印鑑登録証明書

 

戸籍謄本等一式

 

被相続人の相続人であることを証明するために必要な書類です。被相続人と相続人とのつながりが分かる戸籍一式については、預金の解約等でも必須の書類ですので、通常は、相続に伴い、戸籍一式を収集されているのではないでしょうか。

 

遺産分割協議書など

 

誰がゴルフ会員権を取得するのか、相続人らで話し合って決める必要があります。そして、その話し合いの結果、ゴルフ会員権を相続することになった相続人が誰かが分かる書類が必要です。

 

一般的に、相続が発生した後、相続人ら全員が、遺産について、誰がどの財産を取得するのかを話し合い、その話合いの結果、決まったことを書面にまとめますが、このような書類のことを「遺産分割協議書」といいます。

 

ゴルフ会員権を誰が相続することになったのかについても、遺産分割協議書に記載がなされていると思いますので、協議書などの書類も持参しましょう。(もし記載されていなければ、別途相続人間で話し合いを行い、誰が相続するのかを決めた上で、書類を作成する必要があります。)

 

印鑑登録証明書

 

遺産分割協議書に、各相続人の印鑑登録証明書を添付します。

 

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Authense法律事務所 弁護士

第二東京弁護士会所属。東京大学法学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科修了。
遺産分割協議や遺留分侵害額請求、遺言無効確認など、相続に関わる様々な紛争案件の解決実績を持ち、遺言作成などの生前対策や事業承継、信託にも精力的に取り組む。
相続のみならず、離婚問題などの家事事件にも注力。また、建築紛争やスポーツ法務といった新たな分野にも意欲を持つ。
依頼者の意思を尊重しながらも客観的に物事を捉え、様々な選択肢を提示したうえで、納得できる解決に向けて尽力することを信条としている。

Authense法律事務所(https://www.authense.jp/)
Authense遺言・遺産相続(https://www.authense.jp/souzoku/)

著者紹介

連載Authense法律事務所の柳川智輝弁護士が解説!もめない相続を実現する方法

本記事はAuthense遺言・遺産相続のブログ・コラムを転載したものです。

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