[図表]
出所:総務省「平成30年住宅・土地統計調査」

首都圏を中心に、デベロッパーの都市開発が進む一方、地方では人口減少・地域の過疎化が止まりません。人がいなくなった街に残るのは、「空き家」。都道府県別の現状を見ていきましょう。

空き家の少ない県ランキング…見事1位は「埼玉」!

なお、もっとも空き家の少なかった県は、埼玉「10.2%」。沖縄「10.4%」、東京「10.6%」、神奈川「10.8%」と続きます。10%にとどまったのは上記のたった4県でした。

 

現状でこそ空き家数は少ない埼玉ですが、同県の令和15年の空き家数は84万戸(21.5%)になると予測しており、「地域に密着した市町村が地域の実情に応じた対策を講じる必要」があると警鐘を鳴らしています。

 

東京一極集中が進み、地方の過疎化が止まらない現在。管理の行き届いていない空き家は、景観の面はもちろんのこと、街そのものの安全を脅かすリスクも潜んでいます。

 

現在の家を「終の棲家」としている方は相続対策を、賃貸用として物件を所有している方は、ゆくゆくの出口戦略を考えることが早急に求められています。そして何より、「なんとかしきゃとは思っている空き家」を抱えている方は、行政もしくは空き家活用ビジネスをすすめる事業者に要相談といえましょう。

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