富裕層が注目「不動産小口化商品」を相続対策に選ぶ5つの理由 (※写真はイメージです/PIXTA)

不動産小口化商品は、賃貸マンション1棟を購入する場合と比べると、少額の資金で不動産投資ができるのが利点の一つです。しかし、現実には資金的に余裕のあるはずの富裕層が不動産小口化商品に注目し、非常に人気があるのはなぜでしょうか。*本連載では株式会社フェイスネットワーク代表取締役社長の蜂谷二郎氏が「不動産小口化商品」について解説します。

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「不動産小口化商品」に目をつけたのは富裕層

■富裕層が不動産小口化商品を選ぶ理由は5つある

 

新築一棟マンションを購入するケースと比べてはるかに少額の資金から投資できるのが不動産小口化商品の大きな特徴です。こうしたことから、今まで予算的に手が届かなかった人たちも不動産投資を始められるようになりました。

 

ところが、実はいち早く不動産小口化商品に目をつけたのは、もっぱら富裕層だったと言えそうです。富裕層は新築一棟マンションへの投資も十分に可能であるはずですが、いったいなぜなのでしょうか?

 

最初に結論から述べれば、富裕層が不動産小口化商品に注目する主な理由は次の5つです。

 

①過去に不動産投資の経験がなくても、気軽に試せる金額のため
②将来的な相続を見据えて、計画的に対策を進める手段として有効なため
③分けやすく、“争族”を避ける対策を打つことができるため
④幅広い分散投資が容易で、資産全体のリスクを軽減できるため
⑤物件の管理のみならず、先々の“出口戦略”もプロに委ねられるため

 

■投資話に慎重な富裕層も、不動産小口化商品なら気軽に試せる

 

これら5つの理由について、個別にクローズアップしていきましょう。まず、「過去に不動産投資の経験がなくても、気軽に試せる金額のため」という理由に関しては、ちょっと首を傾げてしまった読者もいるかもしれません。

 

おそらく一般的には、富裕層と大地主はイメージが重複しがちでしょう。ところが、先祖から承継してきた土地や自宅を除けば、めぼしい不動産は所有していないという富裕層は意外と少なくないのが現実です。

 

その一方で、日頃から富裕層が辟易しているのは投資の勧誘話でしょう。信頼できる人物からの紹介でなければ、一切耳を貸さないというスタンスを貫く人も多いようです。

 

一棟マンションのように投資額が大きくなるほど、いっそう慎重な姿勢を取るのはごく自然なことでしょう。

 

概して投資に慎重なスタンスの富裕層も、実際に試してみて感触をつかめば、その後の行動は一変することが多いようです。不動産小口化商品を購入後、すぐに新築一棟マンションへの投資も始めたという富裕層も見受けられます。

 

株式会社フェイスネットワーク 代表取締役社長

1988年金融機関に入社。12年にわたり融資担当として5000件以上の案件を扱う。2001年、不動産会社である有限会社フェイスネットワーク(現・株式会社フェイスネットワーク)を設立。2003年、渋谷区松涛に自社物件第一号を建設する。2006年には自宅兼投資マンションを1棟、2007年には自社ビルを建設する。2018年3月マザーズ上場、2018年9月不動産特定共同事業法第1号・第2号免許を取得、2021年2月東京証券取引所第一部に市場変更。この20年で城南エリアを中心に220棟以上の新築一棟マンションをプロデュース。著書多数。

著者紹介

連載いま富裕層が注目する「不動産小口化商品」を徹底解説する

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