株価の終値とメジャーSQ値の関係を検証 (※写真はイメージです/PIXTA)

本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するデイリーマーケットレポートを転載したものです。

株価がメジャーSQ値を上回って引けると強い地合いを示唆

■SQとはSpecial Quotation(特別清算指数)のことで、株価指数先物取引やオプション取引などを決済するための清算価格を指します。日経平均の株価指数先物取引の場合は第2金曜日がSQの算出日となり、中でも3の倍数月のSQはメジャーSQと呼ばれ特に注目されています。SQを過ぎるとポジション調整を巡る取引が一巡するため、株価がSQ値を上回って引けると相場の地合いが強いと言われることがあります。

過去のデータではリターンが向上

■実際に検証してみると、1989年12月以降の過去127回のうち、日経平均株価がメジャーSQ値を上回って引けたのは68回、下回って引けたのは59回となっています【図表】。

 

(注)データは1989年12月から2021年6月。 (出所)Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
【図表】日経平均株価の終値とメジャーSQ値とその後のリターン (注)データは1989年12月から2021年6月。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

■注目すべきはそのパフォーマンス格差です。

 

■日経平均株価がメジャーSQ値を上回って引けた後の平均騰落率は、1週間で+0.4%、1ヵ月で+1.6%、3ヵ月で+3.7%となっています。

 

■一方、日経平均株価がメジャーSQ値を下回って引けた後の平均騰落率は、1週間で▲0.7%、1ヵ月で▲1.8%、3ヵ月で▲2.8%となっています。

 

■また、単純な上昇、下落を見ても、日経平均株価がメジャーSQ値を上回って引けた後は1週間で39勝29敗、1ヵ月で41勝27敗、3ヵ月で41勝27敗となっています。

 

■一方、日経平均株価がメジャーSQ値を下回って引けた後は1週間で28勝31敗、1ヵ月で21勝38敗、3ヵ月で24勝35敗となっています。

 

■騰落率、勝敗共に、日経平均株価がメジャーSQ値を上回って引けた場合は下回った場合より高くなっています。

 

■9月10日のメジャーSQでは日経平均株価がSQ値を上回って引けていますが、これは先々の相場を考える上でプラスのインプリケーションを持つものと思われます。

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『株価の終値とメジャーSQ値の関係を検証』を参照)。

 

(2021年9月15日)

 

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