今回は、アクセントクロスやフロアタイルを活用したリフォームの実例を見ていきます。※本連載は、佐久川靖行氏の新刊で、2015年8月に刊行された『「出口」から考える賃貸経営の収益改善計画』(カナリアコミュニケーションズ)の中から一部を抜粋し、賃貸経営としてのリフォームの考え方を紹介します。
特徴のない部屋は、アクセントクロスで印象を良くする
何の特徴もないお部屋でも、アクセントクロスで雰囲気は一気に変わります。
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玄関にアクセントクロスを入れるだけで、内見時の第一印象にインパクトを与えることも可能です。
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コンクリート打ちっぱなしやタイル柄など、様々な模様や色のクロスがあります。
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デザイン性が高く施工も容易な「フロアタイル」
フロアタイルはクッションフロアーよりも少し割高になりますが、圧倒的な素材感は本物と見間違えるほど雰囲気が出ます。
また、施工も比較的容易であることから、床だけではなく壁やキッチンに使用すれば、低コストで差別化を図ることも可能です。さらに、傷もつきにくく、家具を置いた跡などが残りにくい素材で取り換えも1枚ごとに可能なため、後々の補修やメンテナンスコストも低く抑えることが可能です。
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株式会社リクレア・ライフエージェント 代表取締役
宅地建物取引主任士
賃貸経営管理士
ファイナンシャルプランナー
大手の不動産賃貸仲介管理会社で、最年少店長として全国トップクラスの売上げを上げたあと、28歳で独立。32歳で株式会社リクレア・ライフエージェントを設立。現在の資本金は1億2000万円。直営6店舗を運営するほか、フランチャイズ6店舗を展開する。
国土交通省の賃貸マンションバスツアーや、東北電力の賃貸経営セミナーで講師を務めるほか、東京、大阪、広島、仙台などで「デキル家主さんの空室対策リフォームセミナー」などを開催している。
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