勤務医の平均年収1440万円だが…「落ちる一方」の厳しい現実

日々発表される統計や調査の結果を読み解けば、経済、健康、教育など、さまざまな一面がみえてきます。今回は厚生労働省『令和2年賃金構造基本統計調査』などから医師の給与事情に焦点をあててみましょう。

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会社員の給与事情とは異なる「勤務医の給与事情」

高給のイメージが強い医師ですが、ほかの職業と比べて、どの程度高いものでしょうか。厚生労働省『令和2年賃金構造基本統計調査』によると、全会社員の平均年収(きまって支給する現金給与額と年間賞与その他特別給与額から算出)は487万3000円。男性に限ると546万円で、女性に限ると381万9000円です。

 

企業規模別に見ていくと、従業員1000人以上企業では562万4000円、従業員100~999人企業では477万5000円、従業員10~99人企業では411万0000円。企業規模が大きいほうが給与水準は高くなります。

 

では医師(勤務医)の給与事情を見ていきましょう。

 

※以降は医師はすべて勤務医のことを指します。

 

医師(45.5歳、勤続7.1年)の平均月収(所定内給与額)は99万0800円。賞与など117万5600円を含めると、推定年収は1440万3000円。男女別に見てみると、男性医師の平均月収は104万6300円、推定年収は1522万5000円、女性医師の平均月収は82万0600円で推定年収は1188万3000円。男女差は月収にして22万円ほど、年収にして330万円ほどになります。

 

会社員の場合、男性の年収は女性の1.43倍ほど。一方医師の場合、男性の年収は女性の1.28倍ほど。給与面において、医師は会社員に比べて性差が小さい職種だといえるでしょう。

 

また病院(企業)の規模別に見ていくと、従業員数1000人以上の病院の場合、推定年収は1255万円。従業員100~999人の病院の場合、推定年収は1621万円。従業員10~99人の場合、推定年収は2067万8000円。病院規模が小さいほうが年収は高いという結果になりました。

 

労働時間に注目すると、従業員1000人以上の病院の場合、所定内実働老時間は165時間で超過労働時間は14時間。100~999人の病院の場合、所定内実働老時間は163時間で超過労働時間は10時間。10~99人の病院の場合、所定内実働老時間は171時間で超過労働時間は4時間。時間給にすると、従業員1000人以上の病院で5715円、100~999人の病院で7808円、10~99人の病院で9846円となり、病院規模で1.7倍の給与差が生じています。

 

大企業のほうが給与がよく、待遇がいいというのが一般的なイメージ。大きな企業に勤めていることがステータスになります。しかし医師の場合、大きな病院に勤めていることはステータスになるかもしれませんが、給与が伴っているかといえば、一概にいうことはできず、一般的な世界とは異なる、特殊な世界だといえそうです。

 

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著者紹介

連載統計から紐解く日本の実情2021

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