人生の終末に備える…「エンディングノート」作成のポイント (写真はイメージです/PIXTA)

医療、介護、相続、葬式…など、終活はやることが多いです。それらの情報を1つにまとめる際に「エンディングノート」は非常に重要な役割を果たします。今回はリポーターで一般社団法人終活協議会理事の菊田あや子氏が、エンディングノートの作成のポイントについて解説します。

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終活をまとめる一冊「エンディングノート」の重要性

エンディングノートという言葉をご存じですか?

 

エンディングノートはそれぞれの終活をまとめる一冊。「医療」「介護」「相続」「保険」「葬式」「お墓」についての自分の情報や希望を記し、必要であれば、自分の人生を振り返るものです。

 

市販されているものも数がありますし、オンラインからダウンロードできるものもあります。そうしたものを使用すると分かりやすいですし、ご自身で気に入ったノートを用意しても問題はありません。まずはノートを用意することから始めましょう。

 

とはいえ、「エンディングノートを持っているけれど、書いていない」という人が9割以上に上るといいます。せっかく用意したのに、たった1割にも満たない人しか使っていないのは、とても残念です。

 

市販のものを用意している場合は、その流れに沿って書いてもいいですし、エンディングノートを書くとき、

 

1.自分のこと(情報)を記す
2.自分の希望を記す
3.家族への想いを記す

 

の3つに注視すると、まとめやすくなります。例えば、

 

1.「自分のこと」であれば、かかりつけ医や既往症、服用している薬、身長・体重・血液型や血圧、アレルギーの有無、保険証番号など(「医療」「介護」)、利用している銀行口座や暗証番号、株式や信託、不動産、クレジットカードや貸しているお金があればその情報、保険関連の情報など(「相続」「保険」)、葬儀の際の宗教、お墓の有無など(「葬式」「お墓」)、アプリ、SNS、ネットショッピング、動画や音楽配信サービス、ネット口座などのIDやパスワード情報を記します。

 

2.「自分の希望を記す」であれば、要介護になったときの施設の希望、病気の告知や延命治療(「医療」「介護」)、相続をどうしたいか(「相続」「保険」)、どのような葬儀をしたいか、埋葬はどうしたいかなど(「葬式」「お墓」)、SNSやパソコンに入っている情報をどうしたいかを記します。

 

3.「家族への想いを記す」は、普段、言葉では伝えにくい感謝の言葉や思い出、家族への希望を記します。

 

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一般社団法人終活協議会理事
リポーター

1959年11月4日生まれ、山口県下関市出身。大学在学中にラジオ番組の司会を務め、それをきっかけに芸能活動をスタートさせる。

朝のワイドショーなどのリポーターとして全国各地を飛び回り、1990年代のグルメブーム以降は「日本一食べている女性レポーター」として活躍。グルメや温泉・旅番組に多数出演し、持ち前の明るいキャラクターで番組を盛り立てた。

近年は講演活動を多く行い、その講演内容は「食育」「美容」「話法」「おもてなし」「遠距離介護」「終活」など多岐にわたる。

著者紹介

連載イメージが変わる!エンジョイ「終活」

本連載は書籍『エンジョイ! 終活』(幻冬舎MC)より一部を抜粋・再編集したものです。

エンジョイ! 終活

エンジョイ! 終活

菊田 あや子

幻冬舎メディアコンサルティング

年を重ねるごとに大きくなる不安は不安の正体を知ることで解消できる。グルメレポーターであった著者が母を看取り、今思う「終活」の大切さとは。

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