
【表2】「受験人口と大学入学者定員推移」 ※駿台予備学校調べ。
18歳人口は減少局面に入り、受験人口のピークとなった現在の47歳~48歳が受験生だった1992年度と比べて、今や54%にまで減っている。こうした自然減に加え、2021年度はさらに1990年から30年続いた大学入試センター試験(以下、センター試験)に替わって共通テストが導入されたことで、既卒受験生が減少した。20年度に最後のセンター試験を受けた受験生の多くは、翌年新導入される共通テストへの不安から浪人を回避し、現役で大学に入学していったのだ。