連日行列の人気店になっても「1日100食限定」を続ける意外なワケ (※写真はイメージです/PIXTA)

「社員を犠牲にしてまで追うべき数字なんてない」…営業はランチのみ、どんなに売れても1日100食限定と、従来の業績至上主義とは真逆のビジネスモデルを実現する京都の国産牛ステーキ丼専門店『佰食屋』。今回は佰食屋が実践している「どんなに忙しくても社員のモチベーションが下がらない働き方」について紹介します。
※本記事は、佰食屋店主(株式会社minitts代表取締役)中村朱美氏の著書『売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放』(株式会社ライツ社)から一部を抜粋・再編集したものです。

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どんなに忙しくても社員のやる気が上がるのはなぜか

佰食屋で働く従業員にとって、目標はたった1つです。「1日100食売ること。そしてそのなかで、来られたお客様を最大限幸せにすること」。たったこれだけです。

 

100食を達成するために、みんなが一丸となって視線を合わせながら、仕事を行います。90食を超えるあたりになると、あと10食、9食、8食……とカウントダウン。そして、最後の100食目を達成すると、「今日もいけたね!」とみんなで讃え合う。

 

営業時間の終わりにそんな爽快な気分が生まれます。しかも、これが「毎日」です。この雰囲気がお客様にも伝わったのか、とあるウェブサイトに嬉しい書き込みがありました。

 

「お客様も多くて忙しそうだけど、みんなイライラしたり、バタバタしたりしているわけじゃない。テキパキとしていて、まるでサッカーをしているような連携があって、それぞれ楽しそうにパスを回しているみたい」。

 

まさに、佰食屋が目指している姿でした。朝9時半から整理券を配りはじめて、一気に100枚配り終えてしまう日もあります。そんな日は「どんなお客様が何時に来られるか」を朝のうちからみんなわかっています。

 

ですから、わたしが「いい接客をしてね」と言わずとも、従業員みんなが心に余裕を持って接客することができます。12時に1歳のお子様がいるご家族が来られる、とわかっていれば、到着される前に子ども用の椅子を設置してお待ちすることもできます。

 

店員に言わなくても子ども用の椅子が置いてあるって、自分がお客様の立場だったらとても嬉しいことですよね。佰食屋では「従業員のモチベーションアップを図るには」なんて考えたことがありません。

 

お客様がひっきりなしに来られて忙しいときでも、100食まで、という「終わり」が見えているので、最後のお客様に「本日完売です!ありがとうございました!」とテンションを上げてご挨拶ができる。お客様に、心からのありがとうを贈ることができるのです。

 

連載『ガイアの夜明け』特集で大反響!「業績至上主義からの解放」という新時代のビジネスモデル

売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放

売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放

中村 朱美

ライツ社

各メディアで話題沸騰中の「佰食屋」店主、初の書き下ろし著書。 ・ランチのみ、の国産牛ステーキ丼専門店 ・どんなに売れても、1日100食限定 ・営業、わずか3時間半 ・インセンティブは、早く売り切れば早く帰れる ・飲…

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