悩ましい「デジタル遺品」の問題にも対処
最近では「デジタル遺品」と呼ばれるものの整理が終活で必要になってきました。
デジタル遺品のタイプには、
①スマホ、パソコンなど、
②スマホ、パソコンなどのなかにあるデータ、
③インターネットを介して使える状態のもの(ネットバンキング、SNSのアカウントなど)
があります。「デジタル遺品」の整理をせずにトラブルになるケースは、「遺族がスマホやパソコン、ネット登録のアカウント、パスワードを知らず、解約できない」「家族に見られたくない(家族も見たくなかった)写真データ、メールのやり取りを遺して亡くなった」などです。
パスワードに関してはエンディングノートに書き留めておくことをお勧めしています。
自分のお気に入りの写真を遺影用に撮影しておくのも、終活です。どこにその写真データがあるかも、エンディングノートに記載しておきましょう。
●デジタル遺品に関するエンディングノートの例
いまや誰もが手にするパソコンやスマートフォンは、持っている数だけアカウントや契約があるものです。処理の方法や内容を整理しておくことをお勧めします。
竹内 義彦
一般社団法人終活協議会 代表理事
終活スペシャリスト
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