米雇用統計で雇用者数は85万人増 (※写真はイメージです/PIXTA)

本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するデイリーマーケットレポートを転載したものです。

雇用者数は85万人増

失業率は5.9%に上昇

 

■米労働省が7月2日に発表した6月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月から85万人増加しました。72万人程度の増加を見込んでいた市場予想をやや上回ったものの、おおむね想定の範囲内の結果でした。

 

■失業率は5.9%と前月の5.8%から上昇しました。ただ、失業率を測る統計は振れが大きいため、労働市場の回復は続いていると判断されます。

 

(注)データは2017年1月~2021年6月。 (出所)Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
非農業部門雇用者数と失業率 (注)データは2017年1月~2021年6月。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

今後も雇用回復継続へ

回復阻害要因も解消に向かう

 

■米国ではワクチン接種が進み、経済再開も順調です。バイデン政権による大型景気対策の効果もあらわれてきています。こうしたことから今後も雇用の回復は続くと見ています。

 

対面サービス業や学校の再開が完全ではないこと、手厚い失業給付などが雇用増加を妨げる要因として指摘されています。ただ、こうした要因も徐々に解消に向かっています。

 

(注)データは2019年1月1日~2021年7月2日。 (出所)Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
NYダウと米10年国債利回り (注)データは2019年1月1日~2021年7月2日。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

経済再開に伴い株高継続へ

■2日の米国株式市場で、NYダウは0.4%上昇し過去最高値を更新しました。堅調な景気、企業業績や、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融緩和の縮小観測を市場が消化しつつあることなどが株高要因となっています。

 

■今後もワクチン接種による感染の落ち着きや、経済再開の動きが続くことによって景気や企業業績が回復するに従い、株式市場も上昇基調を維持すると見ています。リスクとしては、経済再開の本格化によって早期の金融緩和縮小が改めて意識されることなどが挙げられます。

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『米雇用統計で雇用者数は85万人増』を参照)。

 

(2021年7月5日)

 

関連マーケットレポート

2021年7月1日 上昇しない長期金利下で堅調なS&P500、NASDAQ

2021年6月29日 テーパリングと株価の動きを検証

投資情報グループは、運用や調査経験豊富なプロフェッショナルを擁し、経済や金融市場について運用会社ならではの情報発信を行っています。幅広い投資家に良質な情報を伝えるべく、年間で約800本の金融市場・経済レポートの発行の他、YouTube等の動画、Twitterでの情報発信を行っています。

著者紹介

連載【デイリー】マーケットレポート/三井住友DSアセットマネジメント

【ご注意】
●当資料は、情報提供を目的として、三井住友DSアセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
●当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、三井住友DSアセットマネジメント、幻冬舎グループは責任を負いません。
●当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
●当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。
●当資料は三井住友DSアセットマネジメントが信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
●当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。
●当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧