全国婚姻調査…晩婚の「東京」、年の差夫婦が多い「山梨」

6月4日に発表された厚生労働省『人口動態統計月報年計(概数)』で、2020年の婚姻数がコロナ禍で激減したことが分かりました。そこで今回は、さまざまな角度から「結婚」について考えていきます。

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2020年、コロナ禍で「婚姻数」激減

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厚生労働省『人口動態統計月報年計(概数)』によると、2020年の婚姻件数は52万5490組。前年の令和婚の反動、コロナ禍で結婚を先延ばしするカップルが増加したことで、前年から7万3517組減少し、婚姻率(人口千対)は4.3と、前年から0.5ポイント減少しました。

 

コロナ禍だったけど(※画像はイメージです/PIXTA)
コロナ禍だったけど(※画像はイメージです/PIXTA)

 

日本の婚姻件数は、1972年をピークに増減を繰り返しながら減少傾向に。2020年の平均初婚年齢は、夫31.0歳、妻29.4歳で、夫妻とも前年より低下しました。年齢分布の推移を見ていくと、年齢の低い人の割合が低下し、高い年齢の人の割合が上昇傾向。晩婚化が顕著になっています。

 

平均初婚年齢を都道府県ごとに見ていくと、夫の初婚年齢が一番高いのは「東京都」で32.1歳。以下、「神奈川県」「埼玉県」「山梨県」「千葉県」と続きます。一方、一番低いのが「山口県」と「沖縄県」で30.0歳。「愛媛県」「岡山県」「和歌山県」と続きます。

 

【平均初婚年齢(夫)】

1位「東京」32.1歳

2位「神奈川」31.7歳

同3位「埼玉」31.4歳

同3位「山梨」31.4歳

5位「千葉」31.3歳

6位「京都」31.2歳

同7位「群馬」31.0歳

同7位「新潟」31.0歳

同7位「長野」31.0歳

同7位「高知」31.0歳

 

【平均初婚年齢(妻)】

1位「東京」30.4歳

2位「神奈川」29.9歳

3位「京都」29.7歳

同4位「宮城」29.6歳

同4位「埼玉」29.6歳

同4位「千葉」29.6歳

同4位「高知」29.6歳

同8位「山梨」29.5歳

同8位「大阪」29.5歳

同8位「兵庫」29.5歳

 

厚生労働省から『人口動態統計月報年計(概数)』

 

妻の平均初婚年齢が一番高いのも「東京都」で30.4歳。以下、「神奈川県」「京都府」「宮城県」「埼玉県」「千葉県」「高知県」が続きます。一方で一番低いのは「岡山県」と「山口県」で28.7歳でした。

 

男女ともに、大都市を有する地域ほど初婚年齢は高い傾向にありますが、地域間で2歳弱ほどの差ですから、日本全体で晩婚化が進んでいるといえるでしょう。

 

また夫の初婚年齢と妻の初婚年齢の差に注目していくと、最も年の差があるのが「山梨県」1.9歳差。続いて1.8歳差が「群馬県」「神奈川県」「新潟県」「長野県」「愛知県」「埼玉県」。一方で年の差が最も小さいのが「沖縄県」で1.0歳差。続いて1.1歳差が「長崎県」「大分県」「佐賀県」「熊本県」「宮崎県」。

 

地域差0.9歳のなかでの比較ではありますが、九州・沖縄地方は初婚夫婦の年齢差が小さい傾向にあり、全体的に東高西低の傾向にあります。西にいくほど、同級生カップルが多い、といえるかもしれません。

 

さらに人口千人に対する婚姻件数の割合である「婚姻率」を見ていくと、最も高いのが「東京都」で5.5。「沖縄県」「愛知県」「大阪府」「福岡県」と続きます。続いて最も低いのが「秋田県」で2.8で、東京都の2分の1程度。「青森県」「岩手県」「山形県」と続きます。

 

全体の傾向として、大都市を有する地域は婚姻率が高い傾向にあり、東北など過疎化が深刻な地域は婚姻率が低い傾向にあります。「過疎地域での嫁不足」など話題になりますが、その傾向が顕著にあらわれた結果です。

 

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著者紹介

連載寄付・遺贈寄付を考える~統計に見る社会課題

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