「井山裕太が監修」…史上最強の棋士による、囲碁の打ち方講座

最年少でプロの棋士になった仲邑菫(なかむらすみれ)さんや、タイトルの一つである名人位を最年少で獲得した芝野虎丸(しばのとらまる)さんなど、若い棋士の活躍が目立っています。本記事では『井山裕太の実戦囲碁9路盤』より一部を抜粋・編集し、囲碁をやってみたくなった人に向けて、基本的なルールを解説します。

石を置ける場所と置けない場所がわかるようになろう

石を盤に置くことを、「打つ」といいます。最初は、黒から打っていきます。ジャンケンでどちらが黒を持つか決めたら、そのあとは交互に1個ずつ打っていきましょう(正式には、「ニギリ」という方法でどちらが黒を持つかを決めます)。

 

井山裕太氏
井山裕太氏

 

打つ場所は、タテとヨコの線が交わっている「交点(こうてん)」です。黒の1のような中央や、白の2のような角、黒の3のような端にも打つことができます。好きな所へ打ちましょう[図表1]。

 

石は交点(こうてん)に打つ。
[図表1]

 

【打てない所】

線で囲まれた中や、タテ・ヨコ一方の線しかまたいでいない所には打てません[図表2]。

 

交点の上以外の場所には置くことができません。
[図表2]

 

【やってはいけないこと】[図表3]

 

・一度打った石は動かさない

・別な所に打ち直す「待った」や「置き直し」

・すでに石がある所に打つ「重ね打ち」

・相手がパスをしていないのに、続けて打つ

 

石を置いてから動かしたり、相手の石の上に置くことはできません。[図表3]
[図表3]

 

1989年大阪府生まれ。囲碁棋士。日本棋院関西総本部所属。

2002年、12歳でプロ棋士となる。09年、20歳4カ月で、七大タイトルの1つである名人を獲得。史上最年少名人となる。その後、数々の記録を塗り替えながらタイトルを奪取し続け、16年には囲碁界史上初の七冠同時制覇を達成。その後、名人位を失うも、17年に前人未到の2度目の七冠同時制覇を成し遂げる。内閣総理大臣顕彰、国民栄誉賞受賞。現在は棋聖、名人、本因坊の大三冠。

著者紹介

連載初めてでも簡単!プロ棋士が教える「囲碁入門」

井山裕太の実戦囲碁9路盤

井山裕太の実戦囲碁9路盤

監修:井山 裕太

幻冬舎

9路盤で囲碁の基礎が身につく! 実戦で強くなる! 入門・初心者向けの囲碁キット。 碁盤は表面が9路盤、裏面が7路盤で、7路盤で石の打ち方を覚えたら9路盤で実戦できる。 本体の盤と駒は木でできており、シンプルなデザイ…

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