新型コロナウイルス感染症に眼科業界異例の発表が…
2020年4月、公益財団法人日本眼科学会と公益社団法人日本眼科医会が連名で「新型コロナウイルス感染症の目に関する情報について(国民の皆様へ)」という文書を発表しました。両会がそろって国民に向けて発言するのはあまり例がなく、極めて異例のことです。
文書はQ&A方式でまとめられています。メガネやコンタクトレンズのことに限らず目に関する全般に注意を促す内容ですが、おそらく今後も「ウィズ・コロナ(コロナとともに)」「アンダー・コロナ(コロナ下の)」の生活は長く続くでしょう。特に重要と考える「Q1」「Q2」「Q4」「Q5」「Q7」を引用させていただきますので参考にしてください。
「新型コロナウイルス感染症の目に関する情報について(国民の皆様へ)」より抜粋
Q1 どのようにして目から新型コロナウイルスが感染するのですか?
新型コロナウイルスに感染した方の咳やくしゃみ、しゃべっているときの唾液(つば)に含まれるウイルスがあなたの顔にかかった場合、目の粘膜(結膜)からウイルスが体の中に入る(ウイルスに感染する)可能性があります。また、ウイルスが付いたテーブルや椅子、パソコンのキーボードなどをあなたがさわって、そのまま手で目をこすったりさわったりした場合にもウイルスに感染する可能性があります。
Q2 目からの感染を防ぐにはどうしたらよいのでしょうか?
新型コロナウイルス感染症の基本的な対策は、手洗い(石鹸による十分な手洗い)、あるいはアルコール等で消毒することです。
・洗っていない手で目をさわらないようにしてください(他人から自分にウイルスを感染させない)。
・目をさわったあとに手を洗わずに、あちらこちらをさわらないようにしてください(自分から他人にウイルスを感染させない)。
Q4 コンタクトレンズの使用はどうすればよいでしょうか?
コンタクトレンズをはめるときと、はずすときに直接目に触れますので、目に触れる前後に十分な手洗いを行ってください。普段どおりに、コンタクトレンズの消毒やこすり洗いもしっかりと行ってください。心配であれば、しばらくの間、コンタクトレンズから眼鏡の装用に代えても良いでしょう。
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