「俺乳がんですか?」「違います」胸が肥大化…意外すぎた原因

国民健康保険坂下病院名誉院長の髙山哲夫氏によると、患者におかしな症状が出た際、真っ先に疑うべきものがあるのだといいます。本記事では、髙山氏の著書『新・健康夜咄』(幻冬舎MC)より一部を抜粋し、「現役医師」の声をお届けします。

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どんな薬でも、必ず「不要な副作用」がある

「両刃の剣」。薬の作用を説明する時によく使われる言葉です。こんな表現がされるように、どんな薬剤でも使用目的の作用の他に、出て欲しくない副作用が必ずあるものです。

 

著者も、青身の魚から取ったDHAのサプリメントを試みに服用したことがあります。「なんだか下痢するようになった。おまけに逆流性食道炎も出て来た」。これはいかんとサプリメントの内服を止めたら治りました。こんなサプリメントを服用するよりもイワシやアジ、サンマなどを食べた方が食事も美味しく間違いも起こりにくそうです。

 

さて医療においてはそのような副作用が出現する可能性があることを承知した上で、治療のために薬剤が使用されます。もっとも最近は薬剤師さんからの医療情報の提供が丁寧すぎて「そんな副作用があるなら服用は止めよう」と副作用も出ていないのに、せっかく処方された薬を使用されない方も出ています。

 

どのような指導をされているか、その場に立ち会ったことがないからわかりませんが、副作用を強調され過ぎるとこんな現象も起きてしまいます。できれば十分な説明指導をされた上で、何故その薬が処方されたかの理由を改めて強調し「しっかり服用して下さいね」と言い添えて頂きたいものです。

薬を処方する医師も「両刃の剣」だと認識すべき

このような指導に頼るだけではなく、当然のことながら処方する医師も「薬が両刃の剣」であることを認識していなければなりません。特に真面目にきちんと服用されている方はご自分でも気づかれない副作用に見舞われていることがあります。

 

著者はおかしな症状が出た時には、まず薬の副作用を考えるようにしています。そんな副作用をノートにつけて集計しておりますが、男性に認められる女性化乳房(男性乳房)、むくみ、低カリウムなどがかなり多く認められます。

 

女性化乳房は利尿剤、降圧剤、前立腺の薬、脂質異常の薬など実に多くの薬で出現する副作用です。そのことを十分に認識して注意をする必要があります。

 

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国民健康保険坂下病院 名誉院長

1945年 松本市で生誕

1970年 名古屋市医学部卒業

1985年 国民健康保険坂下病院院長

2013年 国民健康保険坂下病院名誉院長

2006年4月より「社会保険旬報」に「随想―視診・聴診」を連載

著者紹介

連載新人医師必読!ベテラン医師の日常エッセイ「健康夜話」

新・健康夜咄

新・健康夜咄

髙山 哲夫

幻冬舎メディアコンサルティング

最新医療機器より大切なものは、患者さんを想う心――。著者のところには、がん、糖尿病、嚥下困難、胃ろう、認知症、独居うつ、褥瘡など、様々な病気をもつ高齢の患者さんがやってくる。地域の高齢な患者さんの声に真摯に耳を…

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