GoToトラベルキャンペーン…全国で一斉停止へ
12月14日、政府は12月28日から2021年1月11日までの間、GoToトラベルキャンペーンの利用を全国で一斉に停止すると発表しました。一部感染拡大エリアの一時停止を進めていくとみられていましたが、急転直下。新型コロナウイルス感染再拡大の状況を顧みての決断でした。
現在、先行一時停止の4都市が目的地となるGotoトラベルキャンペーン対象のツアーは、2021年1月11日まで新規予約は受け付けられません。12月28日から2021年1月11日までの旅行は、既存予約に関してもすべて対象外。Gotoトラベルキャンペーンの割引料金が適用されない料金であれば旅行は可能です。
全国一斉停止期間のGotoトラベルキャンペーン対象旅行のキャンセル料は、国が補填すると発表しています。ちなみにキャンセルの手続きは12月24日までです。
ドタバタ感が否めないGotoトラベルキャンペーンですが、今回の全国一時停止は新型コロナ感染再拡大の猛威を前に「仕方がない」という声が多数のようです。
そんなGotoトラベルキャンペーンですが、12月3日、観光庁は利用実績について、以下の通り発表をしました。
①利用人泊数は、少なくても約5260万人泊
②割引支援額は、約2509億円
③地域共通クーポン付与額は、少なくとも約571億円(10/1日~12/1日)
④1人当たりの割引支援額は約4770円
⑤1人当たりの旅行代金は、約1万3627円
*期間は断りがない場合、7/22~11/15
*一部推計含む
*主な事業者からの報告等に基づく速報値であり、確定値ではない
半月でプラス825万人泊ということなので、コロナ禍とはいえ、多くの人がGotoトラベルキャンペーンを利用していることがわかります。また血税が使われているわけですから、お得に旅行を楽しむだけでなく、きちんと効果にも注目していくのは、私たちの義務だといえるでしょう。
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