日々発表される統計や調査の結果を読み解けば、経済、健康、教育など、さまざまな一面がみえてきます。今回は、料金の大幅値下げで話題になっている「携帯電話料金」に焦点をあてていきます。

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47都道府県で最も割合が高いのが、「大阪府」。6時間以上使っているという人は10.6%と、10人に1人が1日の4分の1も携帯電話を使っている、という状況に。2位が「北海道」で10.5%、3位が「青森県」10.4%、4位が同率で「千葉県」「東京都」で10.2%となっています(図表4)

 

出所:総務省「社会生活基本調査」より作成 ※スマートフォン・パソコンなどを使用した人のうち,1日6時間以上使用した人の割合 (10歳以上,土日を含む週全体の平均)
[図表4]都道府県別「携帯依存度」ベスト10 出所:総務省「社会生活基本調査」より作成
※スマートフォン・パソコンなどを使用した人のうち,1日6時間以上使用した人の割合
(10歳以上,土日を含む週全体の平均)

 

一方で最も割合が低いのが「長野県」で6.5%。2位が「沖縄県」で6.6%、3位が同率で「島根県」「富山県」で6.7%、5位が「山梨県」で6.8%となっています。

 

地域差は最大で4%程度。それほど大きな差ではないという印象でしょうか。むしろ「6時間以上も携帯電話を使ている人が、10人1人もいる」ということに、いまや携帯電話なくては生活は成り立たない世の中であることを実感せずにはいられないでしょう。

 

2020年、5Gが本格的にスタートし、携帯電話の利用シーンはさらに広がっていきます。利用頻度、時間もさらに伸びていくでしょう。そうなると、やはり携帯電話の料金の引き下げは、さらに進んでほしいと願うばかりです。

 

 

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