子どもの幼児期に「絵本の読み聞かせ」が良いと聞いたことはあっても、実際どのように効果があるのかについては、知らない方が少なくありません。本連載では、書籍『子供の脳を刺激し、将来の選択肢を増やす「七田式」究極の読み聞かせ』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、「読み聞かせ」に最適な絵本を紹介します。

0~2歳のお子様にオススメ

タイトル:『わん? かお!』

『わん? かお!』
『わん? かお!』

作者:ひらぎみつえ

出版社:ほるぷ出版(2019年)

価格:850円

赤ちゃんが喜ぶしかけ絵本です。表紙にもしかけがあり、犬の表情を自分で変化させることができます。

 

赤ちゃんと一緒に、指で動かしたり、引っ張ったりして、絵本のなかの犬の顔を変えて遊びましょう。

 

厚みのある紙でできているため壊れにくく、0歳の赤ちゃんにも安心です。お子さんの指先を動かす練習にもぴったり。

1~6歳のお子様にオススメ

タイトル:『へんなおでん』

『へんなおでん』
『へんなおでん』

著者:はらぺこめがね

出版社:グラフィック社(2015年)

価格:1200円

 

おでんがテーマのしかけ絵本。ページが上・中・下に3分割されていて、それぞれ別々にめくれば、自分のオリジナルおでんをつくることができます。

 

定番の具材はもちろん、鉛筆や帽子といった子どもの身近な道具までおでん種(!)になっているから、へんなおでんができてしまいます。

 

「こんにゃくはぐにん」などの擬音も楽しい。

1歳~のお子様にオススメ

タイトル:『へんなところ』

『へんなところ』
『へんなところ』

著者:大森裕子

出版社:白泉社(2011年)

価格:1000円

 

「へんなところ、どーこだ?」と動物たちを見てみると……。くまの耳がみかんになっていました。

 

かわいらしく描かれたくまやぞう、カメなどの動物たちから、「へんなところ」を探し出す、間違い探し絵本です。最後のページには、お子さんが驚くしかけもついています。親子で一緒に笑いながら楽しめるしかけ絵本。

2~6歳のお子様にオススメ

タイトル:『ぜったいにおしちゃダメ?』

『ぜったいにおしちゃダメ?』
『ぜったいにおしちゃダメ?』

作者:ビル・コッター

出版社:サンクチュアリ出版(2017年)

価格:980円

 

この絵本のルールは、表紙にもある赤いボタンを「おしちゃダメ」ということ。ページをめくると左ページには、「おしてください」とばかりにこのボタンが描かれています。さあ、お子さんは最後までボタンを押さずにいられるでしょうか? 

 

「~ しちゃダメ!」というと、なぜかそれをやってしまう!というお子さんにぴったり
の絵本。何度読んでも楽しい!

2歳~のお子様にオススメ

タイトル:『とらさんおねがいおきないで』

『とらさんおねがいおきないで』
『とらさんおねがいおきないで』

作・絵:ブリッタ・テッケントラップ/木坂 涼(訳)

出版社:ひさかたチャイルド(2017年)

価格:1400円

 

とらさんが眠っているよ。起こさないように風船を向こう側に持っていくには、どうしたらいい? 絵本に出てくる生き物たちのお手伝いをして、風船を運ぼう! 

 

息を吹きかけたり、とらさんをなでたりしながら、親子で一緒に読み進める参加型絵本。なぜ風船を運んでいたのかは、最後のお楽しみです。

3歳~のお子様にオススメ

タイトル:『さわってごらん! ふしぎな ふしぎな まほうの木』

『さわってごらん! ふしぎな ふしぎな まほうの木』
『さわってごらん! ふしぎな ふしぎな まほうの木』

作者:クリスティ・マシソン/大友 剛(訳)

出版社:ひさかたチャイルド(2014年)

価格:1300円

 

絵本を開くと、そこには葉っぱもなにもない1本の木。だけど、この木には不思議な力が宿っています。木の枝にそっと触ってから、ページをめくるとそこには……。

 

こすったり、ゆすったり、声をかけたりすると、木はその様子をどんどん変えていきます。お子さんは、まるで自分が魔法をかけているかのように感じられるはず。絵も美しい参加型絵本。

 

 

七田 厚

七田式主宰

 

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子どもの脳を刺激し、将来の選択肢を増やす「七田式」究極の読み聞かせ

子どもの脳を刺激し、将来の選択肢を増やす「七田式」究極の読み聞かせ

七田 厚

幻冬舎メディアコンサルティング

どんな絵本を選べばいい? 何歳から始めて、何歳まで読んであげる? 感情は込める、込めない? 同じ本ばかり読んでも大丈夫? 読み聞かせる気になる疑問をまるっと解決。今を生き抜くために必要な能力を読み聞かせで育み…

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