「毎日うるせえ!」ド迷惑50代男…隣人の退去後、衝撃の行動

争族、離婚トラブル、労働問題…弁護士事務所には今日も様々な相談が舞い込みます。そこで本連載では、弁護士法人アズバーズ代表の櫻井俊宏氏が、実際に寄せられたトラブル事例を紹介し、具体的な対策を解説します。 ※プライバシーに配慮し、実際の相談内容と変えている部分があります。

  <4/22(木)・WEBセミナー&個別相談開催>
税務当局海外投資・資産の情報をどう収集しているのか?
口座情報交換制度を踏まえた「
海外活用」の進め方

>>詳細はコチラ<<

「静かにしろってんだ!」大声で怒鳴る男性だが…

ドンドンドンドンドンドン。

 

「おい、毎日毎日うるせえぞ! 静かにしろってんだ!」

 

Aさんは私の所有する3階建鉄筋造りのマンションの302号室に住んでいる20代女性です。今ドンドンと扉を叩いた50代男Xは、301号室に住んでいます。

 

Aさんから「隣の人が毎日のように『うるさい』と苦情を言ってきます。すごく怖くて…」と相談を受けました。大家である私は、監視カメラをつけて様子を撮りました。

 

確かにこれは酷いです。ヤクザの取り立てのようにドアを強く叩いて怒鳴ってきています。1回ではなく何度もです。それどころか、1日に何回も来ている日もあります。しかも、Aさんが家にいない日でも来ています。明らかにXには「妄想の騒音」が聴こえているのでしょう。

 

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

Aさんは怖くて眠れないのか、目にクマができて、げっそりしています。あまりにも可哀そうなので、引っ越しを希望するAさんに費用を出してあげました。

 

私はXに対して、明渡と賠償の請求をしたいと思い、弁護士に相談しました。

 

弁護士が弁護士会を通した照会請求で、Xが以前住んでいたマンションの管理会社に問い合わせたところ、以前も同じようなことを繰り返していたという回答が来ました。Xがクレームを繰り返す人間であった重要な情報です。

 

明渡と賠償の準備を行っていたところ、303号室に住むBさんから連絡が来ました。

 

「隣の隣に住んでいるXが怒鳴り込んできたんですよ。何とかしてください」

 

なんとXは、隣の隣の部屋である303号室にも、同じようにドアを叩いて苦情を言ってきたのです。302号室はAさんが引っ越してから空室となっていて、隣の隣のBさんの音が聴こえるわけがありません。ますますXの妄想であることが明らかになりました。

 

303号室に怒鳴り込んできたのもカメラで撮れています。また重要な証拠を得ることができました。

 

裁判を起こして、Xには貸室を明け渡してもらうことはもちろん、空室だった隣の家賃分の損害、Aさんの引っ越し代、監視カメラ代等も請求していきたいと考えています。

 

 

弁護士法人アズバーズ代表
中央大学法実務カウンセル 

交通事故、相続、離婚、労働問題等を多く取り扱っている弁護士法人アズバーズ(新宿・青梅・あきる野・三郷)の代表弁護士。
応援団出身の体育会系弁護士であり、学校法人中央大学の法務全般を担当する法実務カウンセル(インハウスロイヤー)も担当している。

弁護士法人アズバーズ
https://as-birds.com/

著者紹介

連載交通事故、相続トラブル、男女問題…弁護士・櫻井俊宏は見た!

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧