日本の7割以上の人が「宝くじ」を買ったことがある
9月2日は何の日か知っていますか? 正解は「宝くじの日」。「く・じ」語呂合わせで、1967年9月2日に制定されました。手元にある宝くじ券が当選していないか、引き換え漏れがないか、再確認を呼びかけているそうです。
ちなみに宝くじの公式サイトによると、直近のジャンボ宝くじ1億円以上の「未換金」当せん本数は、サマージャンボで2本、ハロウィンジャンボで3本、年末ジャンボで15本などとなっています。
ではどのような人が宝くじを買っているのでしょうか。一般財団法人日本宝くじ協会による「宝くじに関する世論調査」でみていきましょう。
宝くじを1度でも買ったことのある人は74.5%で、そこから推計される「宝くじ人口」は約7,888万人。最近の1年間に1回以上の購入経験がある「宝くじ人口」は41.8%で、推計人口にして約4,422万人となっています(母集団となる満18歳以上の男女の全人口を平成30年1月1日の住民基本台帳から約1億590万人として計算)。
さらに購入経験者を属性別にみていくと、性別では男性が81.4%、女性が71.6%。年齢別では、30代が79.6%、40代が81.1%、50代が82.1%、60代が82.7%と、60代が最も宝くじを買う年代となっています。
さらに月1回以上のコアな宝くじファンの分布を地区別にみていくと、北海道9.5%、東北10.1%、北関東9.1%、南関東9.0%、東京都10.6%、甲信越・北陸9.4%、東海8.6%、近畿7.9%、大阪府16.0%、中国10.0%、四国9.9%、九州10.4%と、大阪府が突出して多いという結果になっています。
では、宝くじを買っている人は、いったいいくらくらい使っているのでしょうか。最近1年間の宝くじ購入総額をみると、「1万円超〜3万円以下」が最も高く全体の11.8%、次いで「5,000円~1万円以下」が、「5,000円以下」と続きます。そして平均購入総額は10,120円で、直近1年間で宝くじを買った人に限ると24,880円となっています。