2025年=絶望元年?日本人が近々迎える「避けられない結末」

本連載の執筆者・吉岡憲章氏は、60歳を過ぎてから大学院の門戸を叩き、77歳で経営学博士号を取得した。1000社を超す中小企業の経営改革の実践的指導・支援を行っている同氏は、『定年博士 生涯現役、挑戦をあきらめない生き方』(きずな出版)にて、人生100年時代と謳われる日本社会でどう生き抜くかを提言している。

50代で折り返し地点「人生100年時代」という絶望

平成の時代のわが国は戦争こそありませんでしたが、東日本大震災をはじめとして日本列島が大きな天災に見舞われた年代でした。さらに、バブル崩壊、リーマンショックなどの経済的な襲撃も受けました。令和の時代となりましたが、どのような試練が私たちを待ち受けているのでしょうか。

 

解決しなければならない社会的課題として、この先に〝2025年問題〞が待ち受けています。団塊(だんかい)の世代といわれる800万人を超える人たちが揃って後期高齢者である75歳を超えることにより、介護や医療費などの社会保障費が急増してしまう問題のことです。

 

さらに、医学の進歩や健康意識の向上さらに生活環境の改善などにより、「人生100年時代」というフレーズが現実のものとなってきました。つまり、私たちがこれまで思っていたよりも、はるかに長く生きることができるということです。

 

そのこと自体は素晴らしいことですが、私たちはこれからの自分の人生をどう生きていくかをもう一度考え直す必要に迫られます。特に、後期高齢者になる前の世代である、現在50〜60代のビジネスパーソンのあり方も大きな課題です。

 

まもなく来る定年後の人生は長寿化により、これまで認識していたよりもはるかに長くなります。この先の人生を単に退職金や年金を頼りにするような〝償却(しょうきゃく)の人生〞ではなく、世の中に〝付加価値を生み出す生き方〞をすることを意識したいものです。

 

私は長寿時代の社会的な大きな課題は、「それぞれの生き方に対する挑戦」ではないかと思っています。

 

介護や医療費などの社会保障費が急増する。
介護や医療費などの社会保障費が急増する。

未来事業株式会社 代表取締役 日本経営学会 会員
日本ドラッカー学会 会員

1941年生まれ。早稲田大学第一理工学部電気通学科卒。2011年、70歳で多摩大学院に入学。2014年、73歳でMBA取得。2019年、77歳で多摩大学院経営情報研究科博士課程後期修了。経営情報学博士(Ph.D.)取得。

自らの体験に裏づけされた独特の改革手法により、1000社を超す中小企業の経営改革の実践的指導・支援を行い、数多くの企業を“ 一年間で赤字脱却・健全経営" へと導いており、“ 常識破りの再建請負人"と称されている。経営者、金融マン、税理士・コンサルタントなど専門家を対象にした講演会、セミナーは年間30回を超える。

著者紹介

連載定年博士~生涯現役、挑戦をあきらめない生き方

定年博士 生涯現役、挑戦をあきらめない生き方

定年博士 生涯現役、挑戦をあきらめない生き方

吉岡 憲章

きずな出版

「心打たれる『知の再武装』への挑戦。一次元上の力を得て、中小企業経営に貢献する姿に敬服。」 77歳で経営学博士号を取得! 1000社以上の中小企業を救い、「常識破りの再生請負人」と称された著者は、なぜ60歳を過ぎて…

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧