主要な資産の利回り比較(2020年4月)

本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するデイリーマーケットレポートを転載したものです。

 

■4月の主要資産の利回りは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で急上昇した前月から、リスク資産を中心に低下しました。各国の積極的な財政金融政策に加えて、米欧での感染拡大がピークを越えたとの見方から経済活動再開への期待が広がり、投資家のリスク選好姿勢が強まりました。

 

■主要国の国債利回りは、経済指標が急激な悪化を示す中、中央銀行の国債買い入れも後押しし、小幅に低下しました。また、3月に大きく売られた社債の価格は、米連邦準備制度理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)による社債市場への資金供給策が好感され、持ち直しました。国債と社債の利回り格差が縮小し、社債利回りは大きく低下しました。

 

■株式市場やリート市場は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の制限が緩和され、経済が早期に最悪期を脱するとの期待から大きく反発しました。これに伴い、株式の配当利回りは低下しました。リートの配当利回りも、日本市場を除き低下しました。
 

(注1)国債は10年国債利回り。社債は世界投資適格社債がBloomberg Barclays Global Aggregate Corporates Index、米国ハイ・イールド社債がBloomberg Barclays U.S. High Yield Index、欧州ハイ・イールド社債がBloomberg Barclays Pan-European High Yield Index、日本高格付社債がNOMURA-BPI事業債指数。リートはすべてS&P先進国リート指数の主な国・地域指数。株式は世界株式がMSCI AC ワールドインデックス、アジア(除く日本)株式がMSCI AC アジア(除く日本)インデックス、豪州株式がMSCI豪州インデックス。MLPはアレリアンMLP・インデックス、BDCはウェルズファーゴBDC・インデックス。 (注2)MLPは有限責任組合(Master Limited Partnership)で、米国で行われている共同投資事業形態の1つです。エネルギーや天然資源に関する事業などを行っているMLPがあります。BDCは米国の事業開発会社(Business Development Companies)です。銀行とは異なる企業形態で、中堅企業等向けに、融資や出資(株式の取得など)を行う会社です。 (出所)Bloomberg L.P.、野村證券金融工学研究センター、S&P Dow Jones Indices LLC、FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
代表的な債券利回り、リート・株式等の配当利回り (注1)国債は10年国債利回り。社債は世界投資適格社債がBloomberg Barclays Global Aggregate Corporates Index、米国ハイ・イールド社債がBloomberg Barclays U.S. High Yield Index、欧州ハイ・イールド社債がBloomberg Barclays Pan-European High Yield Index、日本高格付社債がNOMURA-BPI事業債指数。リートはすべてS&P先進国リート指数の主な国・地域指数。株式は世界株式がMSCI AC ワールドインデックス、アジア(除く日本)株式がMSCI AC アジア(除く日本)インデックス、豪州株式がMSCI豪州インデックス。MLPはアレリアンMLP・インデックス、BDCはウェルズファーゴBDC・インデックス。
(注2)MLPは有限責任組合(Master Limited Partnership)で、米国で行われている共同投資事業形態の1つです。エネルギーや天然資源に関する事業などを行っているMLPがあります。BDCは米国の事業開発会社(Business Development Companies)です。銀行とは異なる企業形態で、中堅企業等向けに、融資や出資(株式の取得など)を行う会社です。
(出所)Bloomberg L.P.、野村證券金融工学研究センター、S&P Dow Jones Indices LLC、FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『主要な資産の利回り比較(2020年4月)』を参照)。

 

(2020年5月14日)

 

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2020年5月12日 リート市場の振り返り(2020年4月)
2020年5月8日 先月のマーケットの振り返り(2020年4月)

 


調査部は、総勢25名のプロフェッショナルを擁し、経済や金融市場について運用会社ならではの高度な分析を行い、それぞれの見通しを策定、社内外に情報発信しています。三井住友DSアセットマネジメントの経済・金融市場分析面での中枢を担っている他、幅広い投資家に良質な情報を伝えるべく、活動する機会や媒体は多岐にわたります。年間で約1,000本の市場レポートを作成し、会社のホームページで公開中(2018年度実績)。

著者紹介

連載【デイリー】マーケットレポート/三井住友DSアセットマネジメント

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