英国名門私立ならではの一流教育
日本人の移住先として人気の高い東南アジアですが、なかでもタイは住みやすさに定評があります。人口800万人の首都バンコクは大都市ならではの施設が充実しており、日本人が約5万人も暮らしているため、日本人向けの施設(飲食店、スーパーマーケット、塾など)も揃っています。さらに不動産価格などがそれほど高くないという点も大きな魅力です。
しかし家族で移住する場合、居住環境だけでなくお子さんの学校教育事情も気になるところでしょう。
バンコクには多くの日本人学校がありますが、前回の記事『英国の超名門・シュルーズベリ校「タイ・バンコク校」の教育』でもご紹介したように、インターナショナルスクールが150校以上あります。なかでもトップクラスの人気を誇るのは、イギリスの名門私立「シュルーズベリ校」のバンコク校です。アジアにいながら英国流そのままの教育を受けられるだけでなく、世界の一流大学への進学実績を誇るスクールです。
子どもたちの創造性を伸ばすことを重視し、音楽や芸術に力を入れ、最高の環境のもと行われる本校独自の教育は、日本人学校では受けられない貴重な経験となるでしょう。
タイで最も人気を集める英国名門私立の分校となると、ハードルが高く感じるかもしれません。そこで本記事では、弊社の顧客のお子さんが実際に見学・受験したときの様子を紹介します。
事前に提出するのは、願書・成績表・健康診断結果
まず、現地の面接試験の前に提出しておく必要があるのは「願書」のほか、「在籍中の小学校の成績表(英訳)」「健康診断結果(英語版)」です。
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当日、現地に到着後には、教室や運動場、ホールなどを見学するスクールツアーがあり、その後面接を行いました。
通常はスクールツアーと面接を別の日に行うようですが、受験者に日程の都合がある場合、入試担当のスタッフが認めれば、スクールツアーと面接を1日で行うことも可能です。
子どもだけの面接があるが、英語力は重視されない
面接は「子どもの面接」と「親の面接」を分けて行います。
子どもの面接は、入学したならば担任になる先生と1対1で行います。英語を問題なく話せる日本人のお子さんはなかなかいないと思いますが、確認する限り、少しでもコミュニケーションがとれれば十分なようです。とくに幼稚園のお子さんの場合は、クラスの子どもたちに交じって一緒に遊んでみるという程度で、面接というほどのものではありませんでした。実際、幼稚園くらいの年齢であれば、英語ができなくてもすぐに英語環境に慣れますので、あまり心配しなくてよさそうです。
両親は入試担当教職員と面接を行うが、通訳同伴OK
どちらかというと、両親の面接のほうがむずかしいかもしれません。
シュルーズベリ校は、生徒たちの両親に学校のイベントへ積極的に参加してほしいと考えているため、両親の面接は非常に重視されています。両親のバックグラウンド(とくに職業)、お子さんへの教育方針、お子さんの家での様子など、かなり細かく聞かれます。
基本的に、面接は入試担当の教職員と両親との間で行われるのですが、弊社はその通訳としてお手伝いしました。今回、弊社が入試をお手伝いしたお子さんたちは無事に合格され、現在シュルーズベリ校に通っています。この素晴らしい環境で学ぶお子さんたちの輝かしい未来が楽しみです。
インターナショナルスクールと聞くと、そもそも入学準備すらできないのではないか…と不安を持つ親御さんもいるかもしれません。
しかし、入学手続なら弊社のような会社がお手伝いすることが可能であり、入学したあとは学校の手厚いサポート体制が整っています。今回のお手伝いを通じ、「シュルーズベリ校」のバンコク校は、日本からバンコクに移住される方にお勧めしたいスクールだと実感しています。
小峰 孝史
OWL Investments
マネージングディレクター・弁護士
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