前回は、任意売却物件を賢く転売するための不動産会社の選び方について説明しました。今回は、任意売却物件を早く、高く転売するためのポイントについて見ていきます。

高値売却のポイントを改めて整理すると・・・

前回に引き続き、任意売却物件で成功するための出口戦略について見ていきます。

 

【失敗しない売却術5―早く、高く売却するためのポイント】
不動産の売却で困るのが、売りに出したもののいつまでたっても買い手が付かない、といった状況です。そんな事態にならないようにするにはどうすればいいのでしょうか。また、ただ早く売るだけではなく、より高い価格で売却するためにはどうすればいいのでしょうか。たとえば、リフォームすることで一段高いレベルで売却できるようになるのは当然として、それ以外の方法で高い価格で売却できる方法はあるのでしょうか・・・。

 

まずは、売却するうえでいくつか注意すべきポイントがありましたが、おさらいの意味でもう一度ピックアップしてみましよう。

 

●適正な転売価格で売り出すこと
●売買のタイミングを間違えないこと
●任売物件はインカムゲイン、キャピタルゲインの両方を狙える
●投資用不動産として売却するなら、賃借人がいるままの「オーナーチェンジ物件」が有利
●賃借人が退去したらリフォームして転売か、新たに賃借人を募集するかを選択する
●一戸建てやファミリータイプの大規模マンションなら中古住宅の「実需」がある
●転売のための不動産会社選びは「投資用不動産」に慣れている業者を選ぶ
●良い不動産会社を見つけることができたら期間を決めて専任媒介契約もしくは専属専任媒介契約で依頼する

不動産価格の動向など経済全体の流れも抑える

こうした転売時の注意点を守って実行すれば、時間がかからずに転売できるはずですが、この他の要素としては、その時の経済の状況などによっても不動産は大きく違ってきます。経済全体の大きな流れも不動産価格には大きな影響を及ぼすということです。

 

現在のように、アベノミクスや2020年の東京オリンピック開催の影響で不動産価格が上昇傾向にあるときなどは、やはりチャンスと言えます。こうした大きな流れの中でのタイミングもきちんと考えておきたいものです。

 

とりわけ、任売物件は市場価格よりも格安で仕入れることができた物件ですから、転売に際しては最大限の利益を追求できるチャンスがあります。そのチャンスを逃さないことが重要です。

 

確かに、自己資金を投入してリフォームを行うことで、物件をより高く売却することは可能ですが、どんな商品でも「優れた製品」というだけでは売れません。

 

きちんとマーケティングが行われて、周囲のニーズや特性に合った製品になっているか、地域のニーズに対応できているのか・・・。この物件の購入を考えている人とは、どんな人物なのか。事前に調査した上で、売買のタイミングや適正価格、そしてリフォームの内容なども吟味する必要があるということです。

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    本連載は、2014年10月10日刊行の書籍『任意売却物件ではじめるローリスク不動産投資』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

    任意売却物件ではじめる ローリスク不動産投資

    任意売却物件ではじめる ローリスク不動産投資

    安田 裕次

    幻冬舎メディアコンサルティング

    サラリーマンが副収入を得る方法として注目を集める不動産投資。しかし不動産は決して安いわけではありません。 初期費用がかかるほどリスクは高くなるため、不動産投資の基本はできるだけ安価で条件の良い物件を探し出すこと…

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