オタクコイン協会が一般社団法人を設立した。オタクコインはオタクカルチャーのためのコミュニティ通貨で、アニメなどのコンテンツにおける暗号資産などの活用に期待。

オタクコイン協会が一般社団法人化

7月31日に、オタクコイン協会が正式に一般社団法人を設立したことが発表された。

 

協会の理事には、小学館の専務取締役・相賀信宏氏、アニメ制作スタジオWIT STUDIO創業者兼取締役・中武哲也氏などが就任する。

 

オタクコイン協会は日本のアニメ、ゲーム、漫画といったカルチャーのコミュニティ通貨としてファンとクリエイターとつなげ、オタクカルチャーのさらなる発展を目指し運営されている。

 

今回の一般社団法人設立のほか、現在はプロジェクトロードマップの第一形態として、アニメ記事を翻訳すると報酬を受け取れるサービス「Tokyo Honyaku Quest」の実証実験などをスタートさせている。今後はオタク文化のための資金調達プラットフォーム「SPRIT VOTE(仮)」のローンチなどをロードマップに掲げている。

 

オタクコイン創設メンバーの岡本拓真氏は、今回の事業についてこのように語った。

 

ビジョン実現のため協会という形で世界中のオタク文化に関わる企業様、クリエイター様、オタク文化ファンの皆様と共に、新しい価値観の創造を推進して参ります。

 

アニメ制作スタジオ「WIT STUDIO」は、人気テレビアニメ「進撃の巨人」シリーズや、現在放送中のアニメ「ヴィンランド・サガ」などを手がけていることで知られている。また、アニメ「進撃の巨人」は、ブロックチェーンを使った公式アートワークのデジタル所有権販売が行われたことでも話題となった。

 

※本記事は、2019年7月31日に「CoinPost」で公開されたものです。

 

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