「利子の徴収」が唯一許された職業だった!?
現在の国際金融システムを作り上げたのは、ユダヤ人です。では、なぜ、ユダヤ人が金融に強いのか? その根源はヨーロッパの宗教が影響しています。
ユダヤ人は、イエス・キリストを十字架に架けて殺した罪人として、キリスト教社会で強烈で徹底的な迫害・弾圧を受けます。このため、土地を所有することなどもってのほか、したがって農業もできず、また、ほとんどの職業に就くことは禁止されました。唯一許された(というよりキリスト教徒から忌み嫌われた)職業が、利子を取り扱う職業、つまり高利貸しや金塊の保管人、両替商などの金融業で、Goldsmith(銀行)ということになります。これにより、ユダヤ人は金融を取り扱うプロになっていき、現在の金融システムを作り上げた主因ということになります。
実は当時(中世ヨーロッパ時代)、キリスト教も、イスラム教も、ユダヤ教も利子の徴収は禁じられていたのですが、ユダヤ教では異教徒からであれば利子を取ってもよいとされていました。これが高利貸しにつながるわけです。ユダヤ人は弾圧を受け、世界中に拡散していました。それにより、貿易決済業務に長け、為替技術を発達させました。
FRB創設の中心的な役割を果たしたのも・・・
そんなユダヤ人の中で抜きん出た金融業者がロスチャイルド家で、ロスチャイルド家と同じところに居住していたウォーバーグ家や隣のシフ家なども、すべてロスチャイルド家と関係が深いユダヤ人グループです。
なかでもポール・ウォーバーグは、後にアメリカでFRB創設にあたり、中心的な役割を果たします。現在の金融の要といわれるFRBの創設にかかわるわけですから、いかに現代の金融、とくにドル金融においてその中心的役割を果たしているのかが理解できます。この点は非常に重要です。つまり、現在のドル金融の要であるFRB設立にユダヤ人のウォーバーグが尽力したということは、現在の金融システムはユダヤ国際金融資本家グループが力を持っているということを意味します。